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ハイキュー!! 第214話 妖怪たち 感想

ハイキュー!!の事

影山は、同じチーム内のスパイカーを無意識に煽ってる。「すんません」って、殊勝な言葉はいうけれど。

今回、乱れたレシーブから当然のように速攻のセットをした影山に、『「これくらい入ってきて当然だろ」と言わんばかりのセットアップ』とみんなが思ったみたいだ。その反応はそれぞれで、監督は「いいね」、リベロは、「まあまあ、落ち着いて」って感じ。同じセッターのニコニコ顔はちょっとどんな意味かわからないんだけど、二人のウィングスパイカーは、こいつ煽ってんのか、っていう表情。本人は上げた瞬間、「やべ」と我に返って、素直に謝ってたけど。
でも、ユースではまだ直感で動く前に日向とは逆の過程が少し必要なのかもしれない。


日向とセットの時の影山は、いつも怒鳴ってる感じがするんだけど、基本体育会系の規律は身についてるみたいだから、上の学年には敬語使えるし、謝る時は謝るし。なのになんで日向にはああなんだろ。月島の場合はどっちもどっち、って感じだけど。
それにしても、チャンスだとばかりに、無意識に速攻にあげた影山くんの嬉しそうなこと。楽しいだけっていう幼い子供のような表情の影山を見るのは記憶にあるようなないような。珍しいとおもう。

穴原監督の説明はわかりやすかった。本能の赴くままに動く、その一瞬前(多分今までなら集中して待ってるだけだった瞬間)に、考える。で、動く。その積み重ねの上に得るものが、アスリートの直感というやつなのか。”直感”というカタチに化ける、のコマの日向の表情が、影山に似てる。

今までだってレシーブ練習はしてたはずなのに、穴原監督が初日とは段違いの動きだと認めるほどになったという事は、自分の頭で考えて、それを実行するって事がいかにスポーツに大切な事かっていう事ですね、多分。日向もいう通り、まあ、練習における球拾いなんだけど、とりあえず。

サッカーの試合とか見てると、稀に神がかってんじゃないの、って思わされるようなプレイを見ることがあるけど、ああいう時って、選手は、ここで穴原先生が言う“直感”が直感として意識されることすらない状態なんじゃないかなぁと思う。直感は、程度の差こそあれ、天才じゃなくても得られるものだけど、直感を超えることができるのは選ばれた選手だけ、って気がする。
それにしても、自分の心の声なのに、日向に謝ってる穴原監督の、妙な律儀さは好きですね。この合宿で金田一の好感度が結構アップしたんだけど、最初の印象と変わったという点では、この人も同じです。

 

主力3人を欠いた烏野では、まだ成果を出すとこまでは遠そうだけど、サーブ強化は着々と進んでいる、のかな?
宮城の合宿では、日向に刺激されて月島も「なにか」に取り掛かりそうな、気にはなってるみたいだし、いろいろ楽しみですね。


妖怪の子ども、って、誰が言ったかと思えば、天童さん。若利君が同類扱いされてるのは納得だけど、天童さん自身妖怪の親玉ではないですか。
若利君が「もののけ姫」を見たのはきっと子どもの頃で、あのシーン印象的だったんだろうなあ。想像すると、微笑ましい。妖怪って言ったら、普通もうちょっと違うのが出てきてもよさそうだけど。


キラキラネームみたいな小さいWSや思ってたより大きかった佐久早も、来週が楽しみです。