読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ハイキュー!! 22巻 陸VS空 感想

ハイキュー!!の事

表紙は、打ち込まれたボールを拾った瞬間の夜久さん。ベースの赤とボールの青と黄のコントラストがかっこいい。西谷さん初登場のシーンで、ボールの勢いも回転も全部殺してきっちりセッター位置への返球、って影山くんが、西谷さんのレシーブを描写するシーンがあったけど、この表紙のボールも、まさにそんな感じに見える。


22巻は、春高東京代表決定戦準決勝、梟谷VS音駒の試合と、3位決定戦の第1セット途中までが収録されてる。
週刊で読んでた時は、東京長いなあ、と、ちょっとだらけた感じもしたんだけど、単行本でまとめて読むと梟谷線は、試合のテンポもいいし、合宿編では木兎さんと赤葦さん以外はあまり目立たなかった梟谷の他のメンバーの個性もちゃんと描かれていて面白かった。
のせると最強の木兎さんの弱点その37のシーンでも、クロスの打ち方忘れたって大真面目に言うエースに、こいつ・・・と思いつつも、気持ちはわかるよ、と受け入れてしまう他のメンバー。やっぱ、末っ子には甘いなあ、お兄さんたちは。
そんなやり取りはよそに、ひたすら後始末の方法を計算する赤葦さん。彼のセッターとしての仕事の半分以上は、木兎さんにいかに気持ちよく打たせるか、ってことみたいで、日向が一番厄介だという影山くんを思い出してしまった。使い方次第で最強になる武器を使いこなすのは、いずれも大変なようですね。

打っても打っても拾いまくる、と描写されてる音駒なんだけど、よっぽど、猫又監督の指導がいいのかなぁ。穴を潰して徐々に整えていくのが音駒の守備、黒尾さんのブロックのおかげでレシーブがしやすい、と、作中の言葉にあるように、ブロックとレシーバーが連携しての組織的な守備ということらしい。その司令塔が、夜久さん。
番外編2で、大地さんと西谷さんを足して2で割らないのが、夜久さんだと、西谷さん自ら言ってたから、相手の打ってくるコースを読むのがうまくて、さらに反射も鋭いってことなんだろう。

全日本男子のチームの守備について書かれた記事の中に、リードブロックだけでは対抗しきれない海外のチームに対して、相手の攻撃データを分析して、ある程度パターンを絞ってブロックに飛び、その時のレシーバーの位置取りもそれぞれのパターンに応じて選手一人一人身体で覚えるまで、繰り返し練習してきたのが、ワールドカップの時ははまっていい結果を残せた、という記事があった。
リードブロックとその他のパターンと、いくつもオプションを準備することで、柔軟に対応できたのが良かったということらしい。
音駒の選手も、位置取りのパターンを繰り返し繰り返し練習してるのかな。(一人一人のレシーブ技術が高いというのが前提なんだろうけど)

攻撃より守備の練習の方が、体に染み込ませるのに時間がかかりそうだから、春高には間に合わないと思うけど、せっかくトータルディフェンスってのを対ウシワカで形にしてきたんだから、もうすこしパターンを増やして守備も進化させることはできないかな。

単行本では、各回の後ろについてるおまけのページが結構楽しみなんだけど、今回は赤葦さんのTシャツが面白かった。Tシャツの趣味が変なのって、セッターに共通した傾向なのかな。影山くんと違って、普通の生活でも頭良さそうな赤葦さんだけど、セッターへの強烈なこだわりは同じよいうに持ってるみたい。でも、単細胞じゃないってのは、Tシャツみればよくわかる。

22巻には、番外編が2話収録。
西谷さん編に続いて、田中先輩のモテないわけ。今回も何も考えずにストレートな答えを出したのが影山くんだけど、珍しくまともな答えでびっくり。

 

バレーボールにもハイキュー!!にも、全然関係ないんだけど、今フランスで開催されてる、サッカーのユーロ2016。
準々決勝ドイツ・イタリア戦は、1・1のまま延長でも決着がつかずに、PK戦。サッカーをよく知らない自分でも知ってるブッフォンノイアーの、キーパー対決?
PK戦って、蹴るのを待ってる選手の様子を見るのも結構楽しい。このあいだのポーランドポルトガルPK戦でも、みんなで肩組んだりして見守る中、一人背を向けてゴールの方を見ることができない選手がいた。こういうとこに出るすごい選手でも、こんなに緊張するんだ、と思うと、なんだかそのドキドキ感がこっちまで伝わってくるような気がした。
今回は、キーパーに気圧されたのかそれぞれ失敗者が相次いで、9人目まで行ってようやく決着。ドイツ6・イタリア5。
イタリアの2人目が、失敗した後ドイツの2人目をブッフォンがとめたのは、すご!って感じでさすがでした。その後、まさかのエジル失敗とかあって、イタリア有利かと思ったら、続けて失敗。
解説者が、ドイツの5人目に蹴ったキャプテンのシュバインシュタインのことを、以前のクラブチームのPK戦の時、怖くて後ろ向いてて見てられなかったんですよ、と言ってた。そういえば、心なしか不安そうな顔をしてたけど、そのまま失敗。PKって、ほんとメンタル勝負なんだあ。結局イタリアは、ノイアーに2人止められてしまった。

バレーボールの試合で相手のマッチポイントとかでのサーブもすごい重圧かかると思うけど、PKはキーパーがいるから駆け引きもあるし、5人目とか、6人目以降はもう、半端ない重圧なんだろう。
ける順番ってのも大事みたい。経験ないからわからないけど、1人目と5人目ってどっちがプレッシャーなんだろう。

ハイキュー!!メンバーがPKやったらどんなかなと想像してしまった。

影山、月島、田中さんはボール蹴る姿想像できるんだけど、あとの人はちょっと姿が思い浮かばない。日向と旭さんはビビる姿はおもいうかぶけど。
やっぱ1番手は影山かな。ど真ん中か、キーパーの逆のコーナーギリギリに鋭いシュート決めて、シラっとガッツポーズ決めそう。月島は2番手くらいで、相手の動きを見て逆の方にゴロで決める感じ。潜くんも、しれっとごろで隅の方に決めそう。
及川さんと牛島って、蹴る姿より、キーパーの方が合いそうな感じがする。牛島が守るゴールって、すごい迫力だろうな。牛島相手なら、日向もビビってられないかも。

なんか22巻の感想とはかけ離れてしまったけど、他のスポーツしてるハイキュー!!キャラたちを想像するのは、結構好きです。