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ユーロ2016 イングランド・アイスランド戦 アイスランドが勝った!!

どの程度の番狂わせなのかわからないし、アイスランド応援してたけど、まさか勝つとは思わなかった。

解説の城さんが、アイスランドがすごいのかイングランドが不甲斐ないのか、って言ってた。イングランドは、相手が格下って意識があるはずだから、どうしても個の力で行こうとする意識が、深いところで選手に働いてしまうのかもしれない。アイスランドはその点、きっちり組織で戦っている。とも言ってったのが印象的だった。

 

あまりに眠くて見始めたのは、前半13分過ぎくらいだったんだけど、その時点でもう1・1だったのがちょっと意外だった。先制点は、ルーニーのPK。そのすぐあとアイスランドがロングスローをゴール前に放り込んでそこから1点を返したみたいだ。1・1なんだあ、ってまだ半分ぼうっとしながら見てたら、アイスランドが追加点を決めて、一気に目が覚めた。
アイスランドは、いつも通りの、きっちり守って、攻め上がることができる時は人数の出し惜しみをしないで攻めていく、素人が見ててもわかりやすいサッカーをやりきった、って感じ。イングランドは、前半から、選手の表情が硬かったような気がする。

後半は、前の3試合と同じように、相手イングランドの攻めを凌いでしのいで、数少ないチャンスにはパス回しなんかすることなく、もうガア〜って感じに上がってく。アイスランドの選手にはそういう技術はないから(パス回しとかそういうことなのかな?)フィジカルを使って攻撃していくとハリルホジッチ監督が、インタビューで答えてた。
イングランドは、何回もコーナーキックやゴール前のフリーキックなどチャンスはあったんだけど、なかなかゴールを決めきることができなかった。何回か枠の中に入ったシュートは、キーパーにきっちり止められた。後半終わりの方のフリーキックは、イングランドサポーターからブーイングが起こるほど、明後日の方向だったし、城さんが言ってた、イングランドが不甲斐ない、って方が当たってたのかもしれない。相手ゴール前までは行くんだけど、前の方の選手の飛び出しがないから、後ろの選手がパスを出せないのだと、城さんは言ってた。そういえば、アイスランドがラインを引いてきっちり守る随分手前の方で、くるくる横にパスを回すだけってシーンを何回も見たような気がする。

でも、相手がどうあれ、アイスランドの選手は最後までみんな走りきった、って感じで見てて気持ちよかった。

 

よく、サポーターの応援が力になりました、って選手の言葉は聞くけど、アイスランド戦を見てると、ホントその言葉が、見てる方にも実感としてわかる。イングランドは、アイスランドのサポーターに負けたような気すらする。イングランドサポーターの方も、アイスランドのサポーターの迫力に押されたのか、ゴッドセーブザクイーンの合唱も、ほとんど聞かれなかったと思う。まだ悲壮感が漂い始める前に、一度アイスランドサポーターに負けじと歌が歌われた時、アイスランドサポーターが対抗して応援をするということなく、静かにイングランドサポーターの歌を聴いていた(たぶん。そんな感じがした)のが印象的だった。


アイスランドのサポーターは、”ISLAND”と書いたものを持って応援してたんだけど、アイスランドの人たちは自分たちの国を「イスランド」って呼ぶのかな。サポーターはず終始声を出して応援してたけど、あの手拍子プラスうなり声みたいな特徴的な応援の他に、今日は「イスランド」コールが印象的だった。

アイスランドは中3日、イングランドは中5日。アイスランドの方が、どう考えても疲労は残ってるはずで、最後まで集中してできるのかなと、ちょっと余計な心配もしたんだけど、あのサポーターの応援があったら、もうやるしかないよねって感じだと思う。

アイスランドの成人男子のサッカー選手は3000人で、プロは100人だとアナウンサーが言っていた。多分個々の選手の力という点では、イングランドの方が勝ってたんだろうと思う。1対1での競り合いでは、結構競り負けて抜かれてたし。でも、その分1対2で囲んだり、取られてもすぐ別の選手がサポートについてたり、基本的なことなのかもしれないけど、チームで戦うってのをきっちり見せてもらったような気がする。


試合後、イングランドの選手が何人かグラウンドに突っ伏して泣いてたのが印象に残った。まさか負けるなんて、って感じだったのかも。

アイスランドは、今回も、試合後、チーム全体とサポーターが一体となって、あの手拍子をやっていた。あれは、なんていうやつなんだろう。
次は、地元フランス戦。いい試合を見たいなあ。