結論としては、アベノミクスに期待してませんが

参院選が公示された。先日、東京新聞「論説室から」に、今回の選挙は、野党4党が1人区で統一候補をだし、政策も事実上統一した、ある意味わかりやすい構図の選挙で、『与野党の対立軸は安保法制と経済の成長政策になる。果たして安保法制を廃止して日本の平和と安全が守れるか。格差是正だけで成長を取り戻せるか。緊張する東アジア情勢や停滞感を強める世界経済をみれば、私の答えはどちらも「ノー」だ。』という論説が載っていた。

昨日の党首討論で、安倍首相は、「デフレで失った国民総所得50兆円の多くを3年間で取り戻した。」として、有効求人倍率は24年ぶりの高水準だし、正社員も増えたし、GDPは3年間で6、4%増、税収を20年前の水準に戻したと、いう。だけど、まだデフレからの脱却は道半ば、アベノミクスのエンジンをさらに吹かしていくのだという。

まだ道半ばだというけど、これまでのところ経済成長の恩恵を受けてる実感はまるでなく、むしろ苦しくなってる気がする。


この間WOWOWでやってた、田宮二郎の「白い巨塔」( 映画の方) で、財前五郎の愛人の住まいの場面がでてきたんだけど、そこは薄暗い階段のアパートで、室内は寝室とリビングとキッチン(多分)。全体に狭くて、もちろんエアコンなどもなく、ごちゃごちゃと物が詰め込まれた印象だった。リアルといえばリアルなんだけど。
唐沢寿明の「白い巨塔」の方の愛人は( こちらはクラブのママだから田宮二郎のほうの雇われホステスとは収入が全然違うのかもしれないけど)、瀟洒なマンションに住んでたような覚えがある。
経済成長ってこういうことなのね、と思った。

アベノミクスが完成した時、そんな経済成長というものの恩恵を実感することができるんだろうか。
経済成長した分は、パナマに行ってしまったり、ってことにはならないんだろうか。