ユーロ2016を見ながらつらつら思ったこと サッカーとは関係なかった

バレーボールのリオ五輪世界最終予選が終わって、漸くチャンネル権が子供に渡ったと思ったら、ユーロ2016が始まってしまった。WOWOWのCMで、なんかサッカーの大会やるんだなあくらいにしか思ってなかったんだけど、昼間の再放送を、なんとなく時間があるときに見始めたら面白くて、夜中までは見る気はしないけど、見られる時はずっとサッカーつけてる。
バレー終わったら好きなの見ていいって言ったじゃん、と、子供は怒ってるけど、4年に1回だからさあ、と言ってごまかした。でも、ユーロ終わったら、すぐにオリンピックがあるんだよね。


テレビで観戦してる分には意識することないけど、開催地のフランスではテロ対策が大変なんだろうなあと思う。

報道によると、12日日曜日午前2時頃、フロリダ州オーランドの同性愛者向けナイトクラブで、29歳の男が自動小銃を乱射、49人死亡。アメリカで起きた銃撃事件としては過去最悪の事件になったという。容疑者の男は射殺された。
容疑者の男は犯行中に警察の911へ電話して、イスラム国への忠誠を告げ、イスラム国側も犯行声明を出した。ただ、イスラム国から容疑者へ直接の指示があったという証拠は見つかってないらしい。容疑者は、2013年と14年にFBIの捜査対象になったものの、テロ組織との直接の関係は認められず、捜査は打ち切られたという。
事件前に男性同士がキスする場面を見て、激昂したという父親の証言もあり、個人的なヘイトクライムの可能性もあるのだという。

 

個人的な憎悪からの犯行なのか、ISの命令による犯行なのか、ISにとってはどっちでも同じこと、だという記事がニューヨークタイムズに載ってた。
イスラム国の本拠地から離れた遠隔地でのテロについて、イスラム国のコアな戦闘員が計画実行する作戦行動と、支持者が実行する行動の間の境目をわざと曖昧にしてるのだという。

オーランドの容疑者が911のオペレーターに、ISへの忠誠を語ったように、去年の12月のカリフォルニアのカップルによる銃乱射事件でも、facebookに忠誠の誓いを投稿してた。

記事によると、イスラム国の名においてテロを行おうとする人間にイスラム国が課すのは、大まかに言えば忠誠の誓いを公にすることだけらしい。
先月には、年次スピーチの中で、ISのスポークスマンが海外の支持者たちに、ラマダンの間の殺人の実行(テロってことになるのかな)を煽ったらしい。


今回の犯行もローンウルフ型で、阻止するのが難しいと言われてる。
イスラム国はネット上で海外でのテロの実行を煽るだけ煽って、それに感化されて犯行を実行する者は、犯行の前かその最中にでも、イスラム国への忠誠を誓えば、イスラム国の戦士として祝福される。
でも、犯人と組織との直接のつながりはないから、組織は守られる。すごくクレバーな仕組み、だそうだ。

今回の容疑者も殺されたから、実際のところ、真の動機の解明は難しいんだろうと思う。で、実際イスラム国とのつながりがなくても、忠誠を誓ったということは事実として残り、イスラム国は活動の成果のように犯行声明を出す。

なんだか、よくわからない。こういうのを”根絶”することって、できるんだろうか。