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シリアとイエメンでイスラム国がテロ

報道によると、23日、シリアの2都市で同時爆破テロが起きた。今朝の東京新聞によると、少なくても121人が死亡したとあった。この2都市はアサド政権の支配下にある地中海岸の都市で、これまで比較的治安が安定していたという。

同じ日、イエメン南部の港湾都市アデンでも、イスラム国による爆破テロが2件起きた。軍の施設を狙った自爆テロで少なくとも41人が死亡したという。軍のリクルートセンター2カ所で、若い男性が集まるところをターゲットにしたらしい。
報道によると、5月の第2週にも、イエメンでは、アルカイーダが1年近く支配していたムカラの町で、イスラム国のグループが軍や警察関係の施設を狙った自爆テロを起こして30人以上が犠牲になってる。
そういえばムカラも港町だ。

イスラム国が勃興してきた頃、アルカイーダは海外でのテロ、イスラム国は領土獲得の戦い、というような分け方をざっくりされてたような覚えがあるけど、一時に比べて支配領域もだいぶ減ったらしいし、領土獲得の戦いでは劣勢に立たされてるぶん、自爆テロという形の攻撃に出てるみたいだ。

報道によると、今回の攻撃は、市民の犠牲を最大限にするよう意図され仕組まれた攻撃だという。タルトスの街では、バスの発着所に自動車爆弾で突っ込み爆破、それから集まってきた人たちをターゲットにして二人が自爆した。

地域の戦闘では劣勢に立たされてるけど、このようなテロを実行できるということを、サポーターたちに示すという目的の他に、政府や、政権側の民兵組織による、スンニ派市民への過酷な報復的反応を引き出すことも目的としてるのだと言うシリア専門家の意見の載った記事もあった。

政府による厳しい弾圧や攻撃を受けることで、過激主義に向かう若者が当然出てくる。
目的は、被弾圧→過激主義→ジハーディストというサイクルを回し続けること。

憎悪の連鎖は断ち切らなければならない。というのはわかるけど、ただでさえそれは難しいことなんだろうと思う。その上、一方ではテロを繰り返して、意図的に憎悪の連鎖を回し続けようとする勢力がいる。

軍事力で叩いて根絶やしにすることなんてできるんだろうか。