ハイキュー!! 第206話 報告 感想

個人的には今週は、潜くんの涙だけでもう他に何もいらない気分です。

 

戸美戦は最初から結果が見えてる試合だった。そういう試合は今までもあったし、そういう試合でも、伊達工を例にあげるまでもなく、相手チームのキャラクターはきちんと描かれていた。だから、結果が見えてる試合でも楽しかった。
試合に負けたチームの3年にとっては、最後の試合になるわけだけど、どの試合でも、必ず、負けた側の3年に何らかの形でスポットライトを当てて描いてくれて、それはそのたび、もうとっくに忘れてしまっていた感情を思い出させてくれて、滅多にない感傷的な気分になれてちょっと嬉しかった。

今回の戸美は、大将さんの元カノの登場という今までにはないパターンも交えての3年のラストシーンだった。
大将さんの初登場の時に名前のでたミカちゃんが、あまりにも可愛くてびっくりしたんだけど、そんな可愛いミカちゃんが寂しく思ってしまうほど、大将さんはやっぱり部活漬けだったんだ。多分、この大会にかけてきたんだろうなあ。試合前に、黒尾さんとおちゃらけていた時に予感した姿との落差が良い方に激しくて、これで大将さんともお別れかと思うと、ごみ捨て場より、こっちを残してほしかったなと思ってしまう。試合中とは打って変わって穏やかな普通の会話をミカちゃんとしてる大将さんは、やっぱりハイキュー!!の今までの登場人物にはいないタイプだったから、余計そう思う。


戸美戦では、夜久さんや黒尾さんが、負傷のため途中退場したけれど、リエーフのライオン化がテーマだったのなら、二人がいない方がわかりやすいし、ごみ捨て場の方で二人にはいずれ焦点が当てられるんだろうなとは思う。
この先、春高本戦が始まって、どの時点でごみ捨て場の決戦があるのかわからないけど(案外なかったりするかも)、その時には、ライオン化したリエーフの存在がないと、烏野との勝負にならないような気もするから、今回リエーフにライトが当たるのは当然だったのかもしれないけど、試合が終わってなお好きになれないキャラって、リエーフが初めてかも。なんでだろう。
白鳥沢戦で、絶対的な強さに自分を委ねてしまうかのような描写がされた白布は、その時は、好きではないというよりむしろ、ハイキュー!!の中で初めて嫌いだと意識した人物だったけど、試合後はそうではなくなった。
この試合のリエーフは、積極的に嫌いというよりは、最後まで、なんとなく好きではない感じが残ってしまったのが自分でも謎。

音駒で意外だったのが、夜久さん。江戸っ子キャラだったんですね。ぽんぽん思ったことを口に出すその口調が、音駒は練馬区あたりの都立高校っていう感じがするんだけど、夜久さんに限っては、下町の江戸っ子って感じ。
そして、時に無茶をいうらしい夜久さんは、影山・西谷ら天才の系譜に連なる。天才は、凡人が何故できないのかわからない。だからなんの嫌味でもなく無茶を振る。影山はセッターというチームに唯一のポジションだから、日向以外に無茶いうことはないけど(中学時代の無茶振りは別にして)。夜久さんはリベロだから、レシーブ上手な音駒でなお、高いレベルを当然のように要求する。音駒の守備力の高さは、こういうとこでも支えられてるのかも。


今回初登場の佐久早は、ラテンな髪型と割と華奢な体つきが印象的。全国3本指と言っても、ウシワカとは違うタイプのような気がする。
東京予選も終わったし、いよいよ春高本大会に向けて、期待が高まるばかりですが、ラスト登場の日向を見た時、本編での登場があまりに久々で、思わずドキドキしてしまった。
来週からの新展開が、すごく楽しみです。