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トルコとドイツの記事を読んで

東京新聞朝刊に、
「ドイツの風刺作家ヤン・ベーマーマン氏がテレビ番組に出演し、トルコのエルドアン大統領を風刺し、同大統領が名誉毀損でベーマーマン氏を告訴していた問題で、メルケル独首相は15日、検察当局による捜査を許可することを明らかにした。」という記事が載っていた。
ヨーロッパへの難民流入問題の抑制の鍵を握るトルコとの関係という実利を取るのか、表現の自由というヨーロッパの根幹の価値をとるのか、メルケル首相にとって難しい問題だったみたいで、政権内も一枚岩だというわけじゃないという報道もあった。難民問題については極右の台頭もついて回るし。

トルコが関係してくるギリシャ・バルカンルートが閉じられて、より危険なリビア・イタリアルートに難民が向かう恐れが増大しているらしい。
ひところかなり地中海で転覆する船の報道があったような覚えがあるけど、海上での取り締まりが厳しくなって、ギリシャルートの報道に取って代わられた印象だった。
けど、その間も、イタリアに上陸する難民は、着実に増加していたみたいだ。こちらはマリ、コートジボワールガンビアなどからの難民が多いという。
今年3月末までにイタリアについた19000人のうち、2700人が18歳以下の未成年。同伴者なしの未成年の数が増加しているのが目立つという。

犠牲を払って一つのルートを塞いでも、逃げざるをえない人たちは、別のルートに向かうだけ。

地図を見てると、ひとっ飛びできそうな地中海を挟んで、世界が2分されてるんだと思うと、なんだか理不尽な気もしてくる。