先日、小泉進次郎議員が社会保障制度の見直しを提言したというニュースをやっていた。高齢者に偏った社会保障制度を見直し、子育て世代の負担を減らし現役世代を増やすことで、持続可能な社会保障制度にしよう、という提言。65歳から高齢者というのはもうやめよう。それで年金開始支給年齢を引き上げよう、というところまでつなげたいらしい。

日本死ねブログの反響の後にこの提言。タイミングがたまたまあっただけなんだろうけど、働く世代向け、子育て世代向けに、選挙前にアピールする狙いがあるそうだ。

選挙前に高齢者に3万円給付する政策への批判も出ていて、高齢者に偏った社会保障制度というのは異論を挟む余地がないことのようだ。

そうなのかなあ。
40年納めて満額もらえたとして、今、国民年金の支給額は月額約65,000円。これで、どうやって暮らせというんだろう、と思う。夫婦合わせてとか、厚生年金の上乗せ、取り崩せるだけの財産がなければ、これだけでどう暮らせというんだろう。
介護離職という言葉を聞くけど、身近でその危機に陥るかもしれないという人の話を聞くと、子育てと違って、老人介護は先が見えない分、より負担の重さを感じてしまう。

と、思った時、「子育てと違って」という発想は、なんか違う、と感じた。子育てと介護、どっちの負担が重いとか、そういう比較をすることじたいが、なんか違う。
無意識とはいえ、自分で比較してたんだけど、それに気づいたら、まるで共食いみたいだと思った。
限られた予算を、子育て世代と、高齢者で、分捕り合う。

あれもこれもできないのはわかる。支出の見直しをしなくちゃいけないのは当然だと思う。結局は配分率の見直しが必要なんだということもわかるんだけど、高齢者と現役世代という分け方は、まるで共食いのように感じてしまう。