兵器が先か戦争が先か、って、考えてしまう(1)

Facebookを利用してないから、それがどんなものなのか、なんとなくしか分からないんだけど、現代の難民の必需品がスマートフォンで、Facebookで情報を集めて、難民間のネットワークを作ってるという報道を前に読んで、難民と言われる人たちが、一気に身近に感じられるようになった気がした。イスラム国も、ウェブをツールに使えなかったら、きっと今とは違う形になっていたんだろうし、ソーシャルメディアって、世界を変えてるんだ、って思う。

スイスの研究機関が、フェイスブックなどのソーシャルメディアを使った、武器取引の実態調査の報告書をまとめたという記事が、ヤフーニュースに出ていた。

記事によると、リビアでのウェブサイト経由の武器取引の追跡調査で、1年間で1346件の違法な武器取引が行われてることが分かったけど、これは氷山の一角だという。フェイスブックやその他のソーシャルメディアが使われてる。
扱われているのは、ピストルからロケット弾、対戦車用の誘導精密兵器や、携行対空兵器も含まれてる。
イラクやシリア、イエメンなどでも同様の取引が進んでるらしい。ニューヨークタイムズでも同様の記事があった。それによると、リビアでは個人の自衛用のピストルの需要が結構あったり、イラクではアメリカの占領時代にアメリカから供給された武器が結構出回ってたり、シリアでも反政府グループにアメリカから供給されたのと全く同じ武器が投稿されてたりするらしい。

もともと武器のブラックマーケットが存在してるから、フェイスブックマーケットがなくても武器の取引はできていたけど、ソーシャルメディアの利用で、売る方にも買う方にも、取引機会が拡大。買う方にとっては必要な武器を手に入れるのが容易になってるという。

個人間の小火器売買をフェイスブックは禁止してるけど、違反投稿を見つけるのはユーザー頼みの面があるらしい。