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ハイキュー!! 第200話 パイセンの意地 感想

音駒3年の回想シーンから始まるハイキュー!!第200回。海さんご苦労様でした、としか言葉のかけようがありませんが、黒尾たちが一年の頃の音駒は、チームの目標が都大会ベスト8くらいのチームだったということはわかった。一時期落ちて最近は強いと思うよ、みたいなことを日向に初めて会った時、研磨が言ってたけど、この頃は落ちてた時期なのかもしれない。

だとすれば黒尾さんたちが、音駒を強くしていったんだろう。

研磨がバレーボールを続けるモチベーションってなんなんだろう。中学ではクロに誘われてバレー部入って、ちょっと面白かった、と本人が回想してるから、高校でもその流れで、入ったんだろうけど。勝敗にさほど興味がない、かといって、自分個人のバレー技術を高めることに興味があるようにも見えない。仲間と一緒に何かをやること自体が楽しいタイプではもちろんない。(と思う。)バレーボールには、ゲーマーとして魅了されるだけのなにかがあるのかな。結構複雑な心理戦とか駆け引きが、一瞬の間にあるという競技らしいから、そいういうのが面白いのかな。

体育会系部活にもいろんなタイプがあって、みんなでワイワイやるのが楽しいって感じの割とゆるめの部活もあると思うけど、(山口の中学時代はそんな感じだったらしい)、全国大会を目指していて、強豪校グループにいて、夏休み以外もがっつり合宿をして、地方遠征もするような音駒の練習は、たぶん相当ハードなんだろうと思うんだけど。そんな練習をやり通すには、全国行くぞとか、単純に勝ちたいとか、きゃあきゃあ言われたいとか(リエーフみたいに)何かモチベーションが必要だと思うんだけど。勝敗(どころか試合自体)にそれほど興味がなさそうな研磨のモチベーションがどこにあるのかやっぱり謎だ。それとも、そんなものなくてもついていけるほどの練習なのかな。
よほど、合理的に研究された練習方法でも取ってるのかな?猫又監督は。


っていうか、単純に、よくこんなセッターのもとで、チームのテンションが下がらないなあと、感心する。どうやら研磨は、チームにとって、選手兼監督(?)的なポジションでみたいだ。だからこそ、身体的負担を減らすために、音駒の他の選手は血液にならなければならないんだな、と、ここにきて納得。研磨の分析能力をよほどチームメイトは信頼してるんだろう。チームの中に冷静な頭脳っていうのは必要だとも思う。それらはわかるんだけど、なんで違和感が残るんだろう。
もし春高全国大会で烏野と音駒の対戦が実現するなら、ゲーマーの冷静な頭脳を混乱させるような予測不可のプレイを影山日向に期待したいです。


勝つためには、ルール内でなんでもやろうっていうほど勝ちにこだわる大将さんが、勝敗にさほど興味がないていう研磨みたいなのを相手に戦ってるのを見ると、なんだか同情してしまう。
ここから音駒の反撃が始まるみたいだけど、ブロッカーとしてのプレッシャー➕煽り返しと、他にももっともっと働かなきゃいけないらしい黒尾さん、頑張ってください。
音駒は、セット後半に来てようやく、相手チームの観察と分析と対策が決まるらしい。
どの試合でもそうとは限らないんだろうけど、フクロウと蛇戦は、そうだった。

 

単行本で読んでいて、早く先が読みたくなって、ジャンプ本誌を買うようになったのは、春高の青城戦が始まる回からだった。
それからほぼ毎回、次号が出るのを楽しみにしてたんだけど、ここ何回かは、早く宮城に戻らないかなあ、という気持ちがだんだん強くなってきてる気がする。
フクロウ戦は、意外に短いなあと思ったけど、かえってそれが良かったのかもしれない。実際の試合だったら拾ってつないでっていう音駒の試合は見ていてハラハラするのかもしれないけど、やっぱ、行き過ぎたバカふたりを軸にした、烏野のハラハラ感の方が読んでて楽しい。

その2人を久しく見てないフラストレーションで、研磨の猫背の描写さえうっとおしく感じられるようになってしまった。
やっぱ早く烏野に戻って欲しいです。