ハイキュー!! 第199話 「動揺」 感想

夜久さんの戦線離脱は守備先行の音駒に取って大変な痛手、じゃないのかな?

ダイジョブなんじゃない、と研摩がいう根拠はどこにあるんだろう。
相手チームのどこかに何か付け入る入り口でも見つけたのか、自チームの側に何か起爆になりそうなことを見つけたのか?
それは夜久さんの不在を補って余りあるもんなんだろうか?

蛇さんチームの、勝つためには媚びだろうがなんだろうが、できることはなんでもやるっていうところを前回まではクローズアップしてきた。人によって結構好き嫌いが分かれるかもしれないけど、徹底して勝負にこだわるっていう姿勢は結構好きです。何が大将をヤンチャ男から、猫被り男に変えたのか、知りたくなる。


同じ守備先行チームの蛇とネコ。サーブもレシーブもダメなリエーフ(夏の段階では日向以下だった)を猫又監督が起用し続けてるのは、日向並みの起爆剤的プレーを期待してるからなんだろうけど、研摩が、ここから上手くそれを引き出すような展開になるのかな。

高校からバレーを始めた高身長が取り柄の選手といえば、百沢もそうなんだけど、彼はリエーフほどのスピードはないと言われていた。けど、烏野の速い攻撃にも、結構ブロックの要として対応していたように思う。

音駒の黒尾さんは、烏養さんにも、ブロックのお手本として優れてると言われるくらいブロックに関しては評価が高い。
それなのに、その人の身近で毎日そのプレーを見て、多分直接しごかれているはずのリエーフが、ここまでのところ、ドシャット決めたシーンはあったものの、ザルブロックの方が目立つってのは、なんなんだろうと思う。こっから本当に5点取られても10点取る活躍ができるのか、全然見えない。それを引き出すのが研磨なのかもしれないけど。


その研磨自体が、かなり初期からのキャラクターの割に、意外に謎の存在だ。運動得意じゃないと自分で言ってたけど、黒尾につきあって小学生の時からバレーやってるみたいだし、バレーボール歴自体は長いらしい。だから、テクニックもそれ相応にあるんだろうけど、音駒の頭脳と言われるほどに活躍してる描写が今までのところないから、(最初の練習試合で、変人速攻に早い段階で対処してきたのが頭脳の所以の一例なのかな)やっぱり謎だ。多分研磨の頭脳は、受身的な方向で100%の力を発揮するタイプなんだろうとは思うけど。
烏野対白鳥沢で、体力の限界で戦ってきた試合を見た後だから余計にそう感じるのかもしれないけど、スポーツって、身体あってのものだから、頭脳に特化してるみたいな扱いの研磨に、若干違和感を感じるのかもしれない。

 

芝山くんは、全員の守備のレベルが高い音駒の中で、夜久さんに代わることができるほどの実力がある1年生だけど、夜久さんが絶対的に安定して出場していたから、自分でも気づかないレベルで実戦に対する心の準備ができてなかったことに、改めて気づいてしまったみたいだ。蛇対猫戦の開始前の芝山くんのモノローグの描写のコマがここにつながる伏線になってたんですね。
早くカラスに戻ってくれよ、と若干イラっときてましたが、こういうちょろっと細やかな描写があると、もうちょい猫戦つきあうか、っていう気分になります。読者はわがままですね。
黒尾さんにフォローしてもらったし、もともと夜久さんも実力的には心配してないみたいだし、多分ここから芝山くんは大丈夫だと思うけど、ブロックの方のリエーフはやっぱり心配が残るかも。守備の司令塔っていうくらいだから、ブロックとの連携態勢も夜久さんが指示出してるんだろうし(多分)、芝山くんにそこまでの余裕はないだろうし。リエーフ自体、178の大将さんにブロック抜かれた上にコースまで狙われて打たれるほどのザルブロックみたいだし。
リエーフが起爆剤になるとしたら、青城の狂犬みたいなハマり方をするのかな。

 

まあでも、研磨がダイジョブって言ってるんだから、次回のネコの反撃への期待値はかなり高まってます。でも、いきなり烏野に戻っても、全然OKです。