演歌議連?

「演歌議連」の会合の様子を夕方のニュース番組で見た。瀬川瑛子さんが、涙ながらに挨拶してるシーンだった。

演歌議連なんて聞いたの初めてだったから、検索してみた。

「演歌議連」は、正式名称「演歌・歌謡曲を応援する国会議員の会」と言い、党派を超えた国会議員の有志で作った議員連盟で、3月2日に国会内で発起人会合を開いたという。会合には国会議員約40人が参加。会長は自民党二階俊博総務会長がつく。
議連の設立趣意書案には、演歌と歌謡曲を「日本の風土、文化、日本人の心情など、情感込めて歌い、日本の大衆に広く受け入れられてきた」と位置付け。
その上で、現状は歌手や作詞作曲家らにとって環境が厳しいと指摘。

朝日デジタルによると「議連は今後、テレビ局関係者から演歌の取り上げ状況などについて聞き取りを行うことも検討。各議員の地元選挙区で開かれるカラオケ大会に演歌歌手を呼ぶ活動を行うなど、振興策を議論する。」とあった。
会合では、「日本の国民的な文化である演歌、歌謡曲をしっかり応援しよう」と、今村元農林水産副大臣が挨拶し、杉良太郎さんも「演歌や歌謡曲は若者からの支持が低い。日本の良い伝統が忘れ去られようとしている」と支援を求めたそうだ。

発起人会合に参加した杉良太郎氏は、「演歌はテレビで十分に歌う時間が得られなくなった。作り手の自助努力も足りないが、議連ができ、後ろ盾ができた」と会合後話したという。

これは、滅びの言葉だ。有志連合とはいえ、国権の最高機関の後ろ盾がなきゃ、忘れ去られてしまうようなものなら、いっそ美しく滅びてしまえ、と思ってしまう。
こんな会合を国会内でやってるってこと自体がびっくりだったけど、驚きと同時に、なんだか嫌な感じがした。
地域のカラオケ大会に演歌歌手を呼ぶなり、後援するなり、別に議員それぞれがやるならやればいいと思うけど、国会内で議連を作って振興策を議論するってもんじゃないんじゃないのですか。議員という立場を離れて、国会の外で仲間集めて、演歌応援隊を作る分にはいいと思うけど、国会内で議連?
若者の支持が低いから振興策。国会内でそんなものいくら練ったて、支持上がらないと思う。心に響く歌なら、振興されなくたって、ちゃんと届くと思うんだけど。
そもそも演歌や歌謡曲は日本の良い伝統っていう見方には、全く同意できないけど、それだけの自負があるなら、議員に頼るなんてことしないで欲しい。
演歌ファンではないけれど、「冬の夜に一人で聴きたい70年代ヒット曲」なんてのがApple Musicにあって、その中に八代亜紀さんの舟歌とか入ってたら違和感なくほろりとくるような気がする。