どっかで聞いた、「一括法案」! またかよ!!

『政府は8日、環太平洋連携協定(TPP)の承認を求める議案と11の関連法案を閣議決定し、国会に提出した。「TPPが発効した場合、国内の農業は守れるのか」など論点は多いが、政府・与党は夏の参院選で争点になるのを避けるためにも国会会期末の6月1日までの成立を目指す。』(東京新聞 3月9日付朝刊)

記事によれば、TPPについて、衆参両院の特別委員会が設置され審議が本格化するのが4月からだという。6月までたった2か月。

安保関連法案も一括で審議された。野党議員から出される一つ一つの疑問に納得いく政府の説明も尽くされぬまま、次から次へ、法案の審議が進んでいった。なんたって、関連法の数が、新規の法案1本+10本の法律の改正案=11本もあったんだから、審議を聞いてたって、ぶつぶつの細切れ状態としか思えなかった。今振り返ると。そして採決の騒動。

『日本が手続きを急ぐ背景にはTPP を参院選の争点にしたくないという自民党の意向がある。あるベテラン議員は「農業関係者の反発は根強く、TPPが宙ぶらりんのまま参院選に突入して築き上げられる事態は避けたい」と語る。衆参同日選もささやかれる中、自民党の危機感は強い。』(東京新聞)そうだ。

TPPは、協定本文だけでも3000ページあるという。安倍首相は、閣議で「重要なことは国民の支持を得ることだ。分かりやすく説明する努力を関係閣僚にお願いしたい」と述べたというけど、3000ページってすごいですよ。広辞苑第4版の”あ”から最後の付録のページまでで、2858ページだった。序文とか入れても3000ページにいかない。
たった2ヶ月で、その承認プラス関連法案の審議なんて、国民の納得のいく丁寧な説明なんて本当にする気があるわけないじゃん、(理解はなくとも支持があればいいって言うなら、上手にやれるのかもね)ってのが、埃まみれの広辞苑を持った瞬間の感想です。

TPPは農業だけの問題じゃない、これからの日本の社会の形も変える可能性があるというなら、最初から締め切りを設けての審議も、時間切を狙った国会内の騒動も、勘弁してくれっていうのが、普通の国民の一人としての今のとこの思いです。