シリアの内戦の記事を読んでてもよく分からない

シリアでは、アサド政権と反政府派がお互いの支配地域を包囲して兵糧攻めにしてるみたいだ。町ごと包囲するから、犠牲になるのはそこに住む民間人だ。先週、1週間以内の停戦と人道支援の実施が、関係国の間で合意されたとの報道があったけど、17日になってようやく包囲されてる5つの地域に約10万人分の人道支援物資が届けられたという。ただ支援の継続については不透明な情勢で、停戦の見通しも立っていないらしい。

報道によると、17日には、トルコの首都アンカラで、軍の兵士の車列が自動車爆弾で攻撃され、少なくても28人死亡。トルコ政府は、シリア北部を拠点とするクルド人勢力の民主連合党の犯行だと発表したけど、民主連合党は関与を否定してるという。

アメリカにとっては、シリアのクルド人勢力は、イスラム国との戦いで大事な戦力だけど、クルド人勢力を敵とするトルコは同盟国。
シリアとトルコとイラクにいるクルド人勢力はそれぞれで活動してる勢力がPYDとかPKKとか似たような頭文字3文字で、いまいち区別が付けられない。
サウジアラビアとトルコがシリアへの地上軍の派遣の可能性について述べてるという報道があったけど、AFPのウェブサイトには、サウジアラビア外相がドイツ誌のインタビューで『「対IS作戦で地上軍派遣が必要かどうか協議されている」「もし対IS作戦で特殊部隊を派遣すると決まれば、サウジアラビアはそれに参加する準備ができている」と述べた』とあった。トルコの外相も、『「イスラム国に対する戦略があるなら、トルコとサウジアラビアは地上での作戦に入ることもできる」と述べたという』
それに対して、アサド大統領はAFPのインタビューで、トルコとサウジアラビアがシリア国内で軍事介入することがあれば確実に立ち向かうと述べたという。

トルコとサウジアラビアは対イスラム国で地上軍って言ってるけど、そうなればシリア政府軍との戦闘になる。
トルコもサウジもイスラム国より対アサドみたいだ。対アサドと対クルドでは、トルコにとってどっちの比重が重いんだろう。アメリカは対イスラム国が多分第一で、ロシアはアサド支援。
よくわからないけど、シリアの国土で戦いに参加してるそれぞれの関係国の目指すところのプライオリティがみんな違ってるみたいで、一体どうなったら内戦が終結するんだろう。