テロが頻発 

11日月曜日、イラクの首都バグダッド周辺4カ所で自爆テロ、少なくても51人が死亡。イスラム国が犯行声明。
12日火曜日、トルコのイスタンブール自爆テロ。10人死亡。トルコ政府はイスラム国の犯行と断定。
14日木曜日にはインドネシアジャカルタ自爆テロと銃撃戦。7人死亡(うち容疑者5人、民間人2人)イスラム国が犯行声明。

年が明けて1ヶ月経たないうちに、世界各地でテロ事件が頻発している。

去年の7月からイスラム国とクルド勢力に対する空爆を続けるトルコでは国内でテロの脅威が高まっていると、確か15日の朝刊に載っていた。(トルコ南東部の警察署で13日にクルド労働者党の犯行とみられる自動車爆弾の爆発、5人死亡の記事。)12日の自爆テロの後、トルコはイスラム国の拠点500カ所に砲撃をし、戦闘員約200人を殺害したという。

積極的に対イスラム国攻撃に加わるまで、報道を見てる限りでは、トルコは、シリア・イラクと国境を接するという地にあるが故に、直接の被害を受けるのを避けたいという感じで、西側の同盟諸国にせっつかれてものらりくらりしていた印象があるけれど、一旦始まると、攻撃したらその報復を受けて、またその報復攻撃をして報復テロを受けて、と、ここでも結局報復の連鎖?

去年の年の瀬12月28日にイラクのアバディ首相がイラク西部のアンバル州州都ラマディをイスラム国から解放したと宣言。イスラム国には大きな痛手、イラク政府軍にとっても大きな勝利だと報道されていた。
そのかわりというのかどうか、バグダッドではテロが起きてる。ソフトターゲット、という言葉も出てきた。民間の狙いやすところを狙うということらしい。市場だの劇場だのホテルだの。

イスラム国との戦いがうまくいけばいくほど、首都ではテロの危険が増していくという矛盾した状態が出てきてるのだというけど、どこかで均衡点に達して、戦いの優勢がテロの脅威の減少につながっていくようになるんだろうか。

イスラム国についての報道では、以前は、アルカイーダとイスラム国の違いを、イスラム国はカリフェイトの建設に第一目標を置いた戦い、アルカイーダは海外でのテロが活動の主たるもの、として説明されてたように思う。
でもここのとこ領土の獲得という点で劣勢に立たされてるらしいイスラム国は、その劣勢を盾に国外でのテロをネットで呼びかける。リクルートもテロの呼びかけも犯行声明の発表もネットで行う。インターネットは世界を変えたというけど、イスラム国みたいなのはネットの鬼子とでもいうのか?

テロとの戦いネット版は、アメリカ国内でもなかなかうまくいってないみたいだ。いろんな意味で自由との戦いでもあるとしたら、ここでも結局犠牲になるのは普通の市民ということになるんだろうか。