年の初めにまたも去年と同じことを思った

2015年1月1日東京新聞一面は
『武器購入国に資金援助 途上国向け制度検討 防衛省低利貸し出しや贈与も 安保強化 平和外交変質へ』だった。
今年の一面は、
『中古武器輸出を検討』『周辺国の軍備増強に懸念  「無償・低価格」特例法で』

去年の記事では、防衛省幹部の「武器輸出は外交の手段として有効だ」という言葉が載っていた。今年は、『(防衛整備庁)整備政策課は新興国を念頭に「関係を強化して安全保障環境を安定させる上でも、新たな法整備は必要だ」』「防衛省幹部は武器輸出の意義を「武器の操作や整備、補修などを通じ、他国の軍人と自衛隊が交流を深めることは、日本とその国との安全保障を強化させるものだ」』


日本の武器輸出政策は、長い事「原則禁止」だった。それが変わったのが、2014年春。180度の転換で、禁止から「原則容認」へ。
当然いろんな課題が出てくるのだろうけど、防衛省が設置した外部有識者会合というところが、いろんな提言をしてるという。
記事によると、中古武器については、去年の9月に、『「不要な中古装備品を無償・低価格で移転できる制度が必要」という提案を盛り込んだ報告書をまとめた。これを受け、検討を始めた装備政策課は、「技術流出の問題などをクリアする必要はあるが、法整備すれば新興国の要望に応えられる」と説明している』という。
技術流出や第3国への転売リスク、『軍事ジャーナリストの神浦元彰氏は「新興国への武器輸出は、結果として、日本の周辺国間の軍備増強を助長し、緊張関係を高めることになる」』懸念が考えられるという。

中古武器って言ってもいろんなのがあるんだろうし、必ずしも人を殺傷するものばかりではないとも思うけど、武器がなければ戦争はできない、っていうごく当たり前のことを去年も思ったし今年も思った。
外部の有識者会合が、「不要な中古装備品を無償・低価格で移転できる制度が必要」って言った報告に至った理由はわからないんだけど、普通は、不要な中古が捌ければ新品のためのスペースができる。武器は高いから、国内の企業が武器ビジネスに参入して成功することも成長戦略のひつなのかもしれないし、効率だけ考えれば武器だろうが、自動車だろうが、アニメだろうが、儲かる商品という意味では変わりはないのかもしれない。国とかって背負っちゃうと、そんな風に見てしまうのかもしれない。

でも自分はそんなもの背負ってないから、マンガと武器を同じものとして並べてみることはできない。

オートマチックの銃を乱射したら、何十人も殺傷できるかもしれないけど、一人でナイフで攻撃したら、そんなに殺傷できない。武器がなければ戦えない。

単純にそう思う。