イスラム国の記事を読んで

今朝の新聞記事によると、『「イスラム国」が、シリアの首都ダマスカスの南部ヤルムーク地区にある難民キャンプ周辺から戦闘員らを撤退させることでアサド政権と合意したもようだ。・・・撤退は国連の尽力で実現した。』(東京新聞)とあった。

アサド政権は首都付近を、イスラム国はラッカなどイスラム国にとっての主要地域を、それぞれ支配を固めたいという点で、思惑が一致したと見られているそうだ。
国連の尽力で合意したということは、3者の間でなんらかの交渉が持たれていたということなんだろうけど、”イスラム国”と”交渉””合意”って言葉の組み合わせが、ちょっと意外な感じでびっくり。でも、考えてみれば、人質の解放とか、身代金交渉とかするんだろうし、そんなに驚くことでもないのかな。

記事によると、アサド政権と反体制派との間でも、中西部の都市ホムズからの反体制派の完全撤退が合意されてるそうだ。

アサド政権と、反体制派(幾つのグループがあるのかしらないけど、1月の和平交渉はここから選ばれるらしい)とイスラム国。三つ巴の勢力の間で、撤退合意が繰り返されれば
『最終的に国家の分裂を招くと懸念の声も上がっている。反体制派活動家のイブラヒム氏は「現在はアサド政権、反体制派、IS、クルド人勢力の支配地に国が分かれる前段階とも言える」と指摘した。』(東京新聞

そういえば前にも、シリアは統一国家ではなくそれぞれの勢力による支配地ごとの分裂した国家になるしかない、みたいな専門家の意見が載っていた記事を読んだ覚えがある。

1月からの和平交渉ってどうなっていくんだろう。