ハイキュー!! 第187話 昼の月 感想

昼間の月は見えない。

月といえば月島なんだろうけど、ここでは、昼間の月は影山だ。存在が見えないから。

烏野はスパイカー全員ギリギリの状態で戦ってるみたいだ。スパイクを決めた田中さんは、着地でポールに掴まってよろけてるし、ブロックに飛ぼうとした瞬間膝が折れた日向。自分の太ももにあたりまくる日向と、田中さんのツッコミのこまが、日向のフェイント並みのタイミングで入ってきたのが楽しい。

ネットインで落ちたボールにもう足が動かない大地さんのカバーで飛び込んできた西谷さん。返ったボールを五色がダイレクトで打ち込んで、もう冴子さんも谷地も思わず目をつぶってしまった。で、ページを開くと、西谷さんのスーパーレシーブ。大地さんは固まったままだし、反応して動いてるのは影山と日向だけ。時間が止まったみたいな瞬間だけど、西谷さんの最初の反応から旭さんがスパイクを決めるまでが、ほんの一瞬の出来事なんだろうな。武田先生なんて、息止まってたみたいだし。
でも、西谷さんの本当の凄さは、その次の発言なんだろうと思う。『太ももがはち切れようとも、空中戦は頼みます。』あんなプレーの後で、こんなこと言われたら、皆それこそ立てなくなるまでやるしかないよね。

そして、烏野、20・19で再びマッチポイントの場面。日向がサーブに下がり、西谷さんはアウト、月島が前衛にはいる。
日向、月島が同時にコート上に存在して、地上戦の守備が最も手薄で、攻撃力は最高のローテーション。
対する白鳥沢も、前衛に五色・川西・牛島と、前に絶対エースと次期エースの二人が揃ってる。それでも白鳥沢は、ここでセンターの速攻を使ってきた。牛島ではもう勝負できないって白布の判断なのかな。確かに、だいぶ意識するようになったとはいえ、まだボールよりスパイカーにつられがちな日向とは違って、月島は時間差の囮にはつられないかもしれないけど、リードブロッックだから、存在自体が優秀な囮にもつられない。前回バックアタックを決めた時に、この段階でもまだ空中で止まってるかのように見える綺麗なフォームを保つことができる牛島なら、多少高さが落ちたって、太ももがギリギリ踏みとどまってる状態の烏野のブロックと勝負できたような気がするんだけど、どうなんだろう。大地さんのブロックはもともとそんなに高くないみたいだし。あれほど牛島の強さにこだわって使ってきたのに、ここでセンターを使ってくるのは、冷静で強気な判断っていうより、勝負勘がないような感じがしてしまう。(すみません偉そうに)

月島がワンタッチをとったからこそなんだけど。
影山くんにぽいっと動かされた日向(なんでポイしたのかよくわからないんだけど、日向も相当疲労がたまってるし、少しでもいい条件で次打たせようとしたとか?)が決めてついにゲームセットになるのかなあ。

それにしても、年内最後のシーンがこれってちょっとひどくないですか。1月4日まで長すぎる。