じゅうたん爆撃って言葉を見てから頭の中でワルキューレの騎行がぐるぐるしてる

「あれは映画だ、ドナルド」っていう、ハリソン・フォードの言葉がなぜか子供に受けたみたいで、昨日は「あれは映画だ、ドナルド」って何回か口に出して笑ってた。この人(ハリソンじゃなくてドナルドの方)がアメリカの大統領になるの、って子供に聞かれた 。そんなのわかるわけないんだけど、本当にそうなったらどうなるんだろう。とりあえず、ネタニヤフ首相とは気が合いそうだけど。

イスラム教徒 はアメリカに入れない発言の後は、流石に支持率も下がるんじゃないかなぁと思ってたら、逆に支持率が上がって依然トップを走ってるという記事を読んで、びっくりした。

来年のアメリカ大統領選の共和党候補のテレビ討論会の記事が、朝刊に載っていた。

記事によると、パリのテロとカリフォルニアのテロの後で、議論はテロ一色になったという。

ジェブ・ブッシュは例外みたいだけど、ほとんどの候補者のイスラム国戦略は、まず爆弾を落とせ、外交はその後だ、みたいな感じらしい。

支持率急上昇中だというテッド・クルーズ上院議員の、IS対策として、今の空爆では不十分で、「じゅうたん爆撃をすべき」って発言には、じ・ ゅ・う・た・ん・ば・く・げ・き?と、思わず頭の中で反復してしまった。

まだ党内候補とはいえ、世界最強の軍隊を持つアメリカ合衆国の大統領選の候補者の口から、じゅうたん爆撃をすべき、なんて言葉がさらっと出てくることが信じられない。
”絶対”って言葉は、使わないようにしてるけど、この人は、絶対、自分が、自分の家族が、爆撃の下、地上の側にいるなんてこと、想像したことないんだろう。そもそも爆弾の下に、人間がいることを思ってみたことがあるんだろうか。

アメリカが最後に行った大規模なじゅうたん爆撃は、ベトナム戦争のときのものだという。それ以来、西側の軍は市民の犠牲を最小限にするために精密兵器に移行してきたというけど。精密なピンポイントといっても、誤爆はある。

トランプ氏は、IS要員の家族も標的にすべきだと主張して、ブッシュ元フロリダ州知事が、「その考えはまともじゃない。彼はテレビ番組から外交政策を思いつく」と反論したみたいだけど、トランプ氏はどんな番組を観てるんだろう。これも、みんなが思ってるけど普通は言えないアメリカ人(一部だけど)の心の声なんだろうか。


残忍なテロ攻撃をすればするほどリクルートに効果的っていう、よく分からない負の連鎖でイスラム国は回ってるみたいだけど、強硬な言葉を吐けば吐くほど、候補者同士の発言もエスカレートして、支持率も上がっていくように見える。この妙な上昇スパイラルもバブルの時の株価みたいにどっかで弾ける閾値みたいなのがあるんだろうか。その瞬間、ハッとみんな夢から覚めるみたいな。