アフガニスタン、病院誤爆の犠牲者の調査の記事を読んで

10月3日にアフガニスタンのクンドウズで国境なき医師団の病院が空爆された。当初犠牲者は22名と発表されたけど、報道によると、土曜日、少なくても42人の死者数が確認されたと、医師団が発表したという。
それとは別に国連が9月28日から10月13日までのクンドウズの戦闘の犠牲者数を、289名の市民が殺され、559人が負傷したと発表した。ほとんが地上戦での犠牲者だという。

亡くなった人を特定する作業は、大変な努力を要したらしい。瓦礫の中、遺骸を探し、犠牲者の家族に聞き取りをし、他の病院とのクロスチェック。
この誤爆の記事を最初に読んだ時、病院で用務員として働いていて空爆の犠牲になった、まだ幼い2人の子供の若い父親のエピソードを読んだ。爆撃の翌日、彼の父親が連れ帰ったのは彼の遺体ではなく、一握りの灰だけだった。2ヶ月の調査で、状況は変わったんだろうか。

アメリカ軍は、この空爆を人的ミスと、機械・システムエラーが重なった、間違いだったと発表してる。誤爆、というやつですね。
医師団側は、国際的な調査を要望してるみたいだけど、アメリカとアフガニスタン両国ともそれには同意しそうもないらしい。


調査する国境なき医師団の男性が、右手を口に当てて、空爆瓦礫と化した元の建物の中に立ちすくむ写真が、記事の最初に載っていた。
辛い調査だったんだろうと思わせる一枚。犠牲者の数を数えるのではなく、亡くなったのは誰なのか、個人を特定するための調査なんだろうと思う。