やっぱり失敗に学ぶのは大切だと思う

イスラム国とアルカイーダのどちらがアメリカにとってより脅威なのかと、米国内でも議論があるという記事をいつだったか、読んだような覚えがあるけど、パリのテロの後イスラム国との戦いに世界中が傾いてる感じ。

オバマ大統領が、大規模な地上軍の派遣を避けたいのは、イスラム過激派との戦いに持続的な勝利をしたいからだという。アフガニスタンでは、タリバンが今も政権の脅威になってるし、イラクとシリアではイスラム国との戦いが続いている。

持続的な勝利のためには、その国の力で、その国の人たち自身の力で、イスラム国を追い出さなければならない。空爆と、軍隊の訓練と、兵站で支援するけど、地上軍の大規模な派遣はしない。とはいえ、特別部隊の派遣とか少しずつ、戦略がシフトしてるのではないかと言われてはいるみたいだけど。

そんなオバマ大統領のやり方は、失敗から学んだ成果なのか、失敗を学ぶのが行きすぎて、新たな失敗になっているのか、どちらなんだろう。

イスラム国のイデオロギーのベースにあるものについて書いていたニューヨークタイムズの記事があった。イスラム国は、この地域に西欧の軍が侵攻する時に起こる最終戦争の後、イスラムが勝利するという預言書に、イデオロギーのベースを置いてるという。
地上軍の侵攻は、イスラム国にとって預言の実現であり、新たなリクルートのアクセルになるということらしい。
現状に不満を持つ若者にとって、大きな物語は、魅力的なものなんだろうか。

とはいえ、カリフェイトの創設という目標のためには、攻撃なんかされない方がいいに決まってると思うんだけど。

大規模な侵攻で、シリアとイラクイスラム国を完璧に叩くことができれば、今、世界各地でイスラム国に忠誠を誓うローカルな組織も自然消滅に向かうんだろうか。それとも、アルカイーダの後にイスラム国というスターが出てきたみたいに、別の何かが現れるんだろうか。