カリフォルニアの銃乱射事件の記事を読んで

 アメリカ国内で銃の乱射事件が起きるたびに出てくる銃規制の問題は、出てきては潰され出てきては潰される。今朝TBSの”サンデーモーニング”で、アメリカの銃規制賛成派と反対派の割合の変遷のグラフを出してた。1999年のコロンバイン高校銃乱射事件、2007年バージニア工科大学銃乱射事件の後に、銃規制をするべきではない派が、明らかに増加していた。
善人が皆、銃で武装して自衛すれば悲劇は防げる、という考えらしい。自らを守るために、自らが武器を持って戦うのは、憲法に保障された権利であり、アメリカの建国以来の歴史・文化だというけど。

銃規制の厳しい日本でも、大量殺人が起きないというわけではない。自動車で大勢が集まる街中に突っ込んだ事件もあったし、ナイフで小学校を襲撃した事件もあった。
でも、アメリカの銃乱射事件の数とは比べものにならないと思う。

銃犯罪の撲滅を目指すニューヨークの活動団体「エブリタウン・フォー・ガンセーフティ」によると、今年10月オレゴン州ローズバーグの2年生大学で起きた銃乱射事件が、2015年にアメリカで起きた45件目の銃乱射事件だという。(ニューズウィークWEB記事より)
今12月だから、2日に起きたカリフォルニア州の銃乱射事件は何件目になるのかはわからない。こちらの方はイスラム国のサポーター(イスラム国の英語版の声明ではカリフェイトの兵士、と呼んでるらしいけど)によるテロだとされてるみたいだけど。

生まれてこのかた銃と言われるものを一回も見た事がないから、オートマチック、セミオートマチック、手動など(ハンディなのとライフルってのもあるみたいだし)銃にもいろいろあるということが、パッと頭に思い浮かばない。

銃が悪いのではなくて、悪人の持つ銃が悪いというけど、簡単に大量の人を殺しうる性能の銃を、簡単に手に入れることができるってことが、あまりに多い(今年少なくても46件発生してる)銃乱射事件の一因になってると、普通に考えればそういう結論は出てくると思うんだけど。

でも、すでに大量の銃が国内で保有されてることを思えば、善人が銃を持てない危険って言うのも、わかる気もする。(2007年のデータでは、米国市民の所持する銃の数は2億7000万丁だという)

アメリカの銃規制って、できたとしても、すごく長い道のりなんだろうなあと思いました。