TPPの質問の間中ずっとニヤついてた大臣が気になってしまった

午後の参議院予算委員会の質疑の中継を、30分くらい見た。

共産党の紙議員の質疑だった。 TPPのことについて質問していた。
政府は、農業を守ると言ったけど、農業の現場の69%(日本農業新聞のアンケート)が、国会決議は守られてないと答えてることについてどう思うのか。
TPPの内容が少しづつ出てきて、現場では、青天の霹靂だという人もいる、機械の更新時期に合わせて、もう酪農はやめるといった農家もいた。等々、共産党らしい(?)具体的な人々の声の紹介が続く中、気になったのは、麻生財務相の表情だ。

ずっと、笑ってた。紙議員は淡々と、農家の声を紹介してたし、質問の間じゅう声を荒げるような場面はなかったけど、生活のかかった農家の現場の声は切実なものだ。
何がおかしかったんだろう?
紙議員の発言を聞いてる限り、ニヤニヤ笑ってしまうようなことは言ってなかっと思うんだけど。
気になるからずっと見てたんだけど、紙議員の質疑の間、ずっと笑顔だった。そのあとは見なかったから、もしかしたら、他の質問の時も笑ってたのかもしれないけど、それはわからない。

牛肉の関税が38、5%から、16年目以降9%まで下がる点について、乳のとれない雄牛を肉牛として出荷してなんとか経営している北海道の酪農農家にとって、今回のTPPは、致命的な打撃になる。明治開拓期以来、冬季はマイナス30度以下にもなる地で、ようやくここまで、先人たちの努力で築いてきた十勝が壊滅してしまう、という農家の声も紹介していた。
その間、しつこいようだけど、笑顔なんですね。もちろん画面に映ってない時間の方が多いから、ずっと笑ってたとは言い切れないけど。

政府の答弁は、”攻めの農業”。和牛の精子をホルンスタインに受精させて和牛のような肉質にする試みも行われている。今まで保護してきて失敗(失敗って言葉についてはその後すぐにモゴモゴしてたけど)してきた。守るだけじゃなく輸出で攻める。そのための施策をとっていく。
いいと思う。輸出で攻めるのはいいと思う。でも、輸出すると言っても、向き不向きはあるでしょう?ってことなんだと思うんだけど。