ハイキュー!! 第181話 殴り合い第2ラウンド 感想

失点につながるミスは許されないと思ってたんだけど、失点とかミスとか、これっぽっちも考えていないようなプレイが続く。

同じチームで、多分コートの中ではお互いに見てるものが一緒で、はたから見たら息がぴったり合ってるようにしか見えない日向と影山だけど、影山自身にとっては鬼門的存在が日向なんだと思うと、思わず笑いがこみ上げてしまう。
チャンスボールをダイレクトでセットすること自体意表をつくプレイなのに、真下速攻に突っ込んでくるなんて、及川さんが言った通り、飛雄の上を行くバカって、こういうとこなんですね。ドキドキの影山くんが新鮮。でも、どっかで見たなあと思い出したら、入部早々の3対3で、日向の、「居るぞ』の声に反応してあげたトスの後のドキドキだ。
『俺たちには「信頼関係」なんて微塵もないが、、、次もボールは俺が持っていく  信じて跳べ』って名言(?)から約7ヶ月、2人の間に信頼関係ができたのかどうかはわからないけど、日向が影山を信じ切って跳んでることだけは間違いなさそう。でも、影山くんの、「危ねえだろうが!!」の視線なんて微塵も感じてなさそうな日向のおバカ顔を見ると、ただ本能のままに動いてるだけなのかも、とも思えてくるけど。

烏養さんに、最早ブロックじゃなく、”超至近距離レシーブ”だと言わせた、日向のネットから離れたとこでジャンプして受けたブロックっぽいプレイも、終盤にきての集中から、ただボールに食らいついていったプレイなんだろうな。
11・9のとこでノータッチサービスエースを取られて、白鳥沢は勝利まであと3点の3点差の12・9。冴子さん渾身の応援合戦も白鳥沢の応援団の数に押される中、瀬見の2本目の強烈なサーブを、なんとか田中さんが上げたものの、さっきとは逆にダイレクト返球となって白鳥沢のチャンスボール。当然牛若にボールは上がり、ジャンプブロックの日向は1歩出遅れてブロック一枚。これであと2点、って誰もが思ったはずだ。(ページをめくるまでは)。
多分、日向の片手にボールが当たった瞬間、会場中の応援の声が止んで、白鳥沢のコートにボールが落ちた一瞬の後に、会場中から歓声が湧き上がった(はず。単行本18巻の作者の言葉で、”文字”を持つ漫画に音楽があれば最強、ってあったけど、読者としては音が聞こえてきそうな表現のされてる漫画が最強です。今回は、冴子さんの応援のシーンから、日向の着地のシーンまで本当に会場で試合を観戦する観客の応援と歓声とどよめきが聞こえてきたような気がして、それも音のない漫画の醍醐味かもしれないと思いました)

この1本は、変形ブロックだろうと超至近距離レシーブだろうと、どんな呼び方にせよ、牛島を止めた1本であることには変わりなく、土壇場で流れを切った1本になる筈(今後の展開次第だけど)。
吹っ飛ばされて、体勢を崩しながら、でもすぐに次動ける姿勢で着地した日向の表情のかっこいいこと。今までどんな変人速攻決めた後でも、日向のことかっこいいと思ったことなかったけど、この日向はかっこいい。冴子さんの「翔陽っ・・・!」って、泣きそうな表情もわかる気がする。


第1セットの殴り合い第1ラウンドでは、一方的とはいかないまでも、かなり烏野が殴られっぱなしの印象のある殴り合いだった。2、3、4セット戦ってきた中で、烏野は多分チームとしてかなり成長したんだろう。第5セットは、ちゃんと殴り合ってる。東京合宿で強豪と練習試合を重ねる中、かなりの成果を上げてきた烏野だけど、多分強い相手との公式戦の経験が絶対的に足りない。だからこそ、本番一戦ごとに大きく変わっていけるんだろうと思う。
第5セットはここまでで12・10。第4セットから、一気に決めるぞ、という意識がずっとある白鳥沢だけど、なかなか決めきれない。

見たこともないようなブロックもどきで、自分のスパイクをとめた日向は、牛島の中で、得体の知れない不気味な相手という評価から、どう変わったんだろう。

この1点で、日向は下がる。月島は戻ってくるのかな。白鳥沢が一番攻撃力が上がるパターンで、月島いないのはきついんだろうな。

来週もドキドキの展開が続くのかな。