何でもわかってて度胸があるんだかないんだかよく分からない

国連総会での演説の後、記者会見で、日本は難民の受け入れはしないのかとの質問に、安倍首相が、移民を受け入れる前に女性の活躍や高齢者の活躍など、出生率をあげるのにまだ打つべき手があります、というような答えをしてるとこをニュースで見て、今一番ホットな(多分)中東の難民問題と、国内の人口減少に絡めた移民政策とをゴッチャにしたような答えに、???だったんだけど、ビデオニュース・ドットコムの記事を読んで、???の謎が解けた。

記事によると、総会後アメリカで行われた記者会見は、あらかじめ選んだ5つの報道機関に、事前に質問を提出させ、答えは官僚が準備。首相はそれを読むだけでOKという手順だったそうだ。
選ばれた日本の報道機関はその通りにしたんだけど、海外メディアのロイター通信と公共ラジオ局NPRは、そうしなかった。
難民受け入れについての質問は、事前通告のアベノミクスについての質問の後にされたロイター通信の記者による通告なしの質問だった。で、首相が官僚のペーパーなしで答えたのが、???の答え。

そうか、いきなり聞かれて焦ったんだね。ちぐはぐな返答はそのせいか。その後、海外メディアではその部分が強調して取り上げられてしまったみたいだから、それを考えると、移民受け入れの部分は言わなきゃよかったのに、と思うけど。

ビデオニュース・ドットコムの記事によると、日本国内での首相の記者会見では、予定調和的な質問しか出ないとわかってる、 いわゆる仲間内みたいな決まった記者クラブメディアからの質問しか受けないらしい。それが常態化してるから、今回のような想定外の質問は、青天の霹靂的な?感じみたいだ。

それにしても、日本の極端に厳しい難民認定は、国際的にも問題視されてるし、今回難民問題は大きなテーマだったんだろうに、こういう質問をまったく想定することなく、世界に配信されるような記者会見とかによく出て行く勇気あるなあ、と、逆に感心してしまった。