イエメンの報道から 

6日火曜日、イエメンの南部の都市アデンで、爆発があり少なくても15人が死亡した、という報道があった。

報道によると、爆発があったのは、ハディ大統領派の幹部が滞在するホテルと、ハディ派を支援してるUAEの部隊が拠点としてる建物。ハディ派の政権幹部には負傷などはなかったみたいだけど、軍の拠点の方では、兵士15名が死亡した。(犠牲は18人という報道もあった)

東京新聞朝刊では、ホテルの爆発は、「ロケット弾による攻撃」で、「アラブ首長国連邦の国営首長国通信は、イランの支援を受けた武装勢力が『政府本部や軍の拠点数カ所を攻撃し、アラブ連合軍などの15人が死亡した』と報じた。」という記事だった。

NHKのNEWSwebでは、イスラム国が自爆攻撃を仕掛けたとする声明を出した、とあった。同日、フーシ派が支配下に置いている首都サヌアのモスクでも爆発があり、少なくても7人が殺された。こちらも、イスラム国が犯行声明を出したという。

ニューヨークタイムズのWEB版では、アデンの治安担当の話として、ホテルへの攻撃は、2台の自動車爆弾によるものだったという。


報道によると、アデンは、ハディ大統領派がフーシ派から取り返した都市で、サヌアはフーシ派が握ってる。
ハディ大統領がフーシ派によって政権を追われたのが今年の1月、3月終わりころからサウジアラビア主導のアラブ連合による空爆が始まって、内戦が激化。
アラブ連合は海上封鎖もして、イエメン国内の物資不足は危機的状況にあるという報道も何回も読んだ。国連による停戦の仲介も何回かされて(きっと今もされてるんだろうけど)、ラマダンの頃少しの間停戦がされたみたいだけど、ここのとこは、誤爆なのかどうなのかよくわからないけど、市民の犠牲も厭わず(少なくても厭わないように見えるらしい)空爆は激しくなっているという。何日か前には、結婚式会場が空爆されたという報道もあった。


国内の混乱状況に乗じて、イエメンのアルカイーダはテリトリーを獲得して、この一年で急浮上してきた、アルカイーダより残虐と言われるイスラム国はテロ攻撃を実施しているのだという。
アラブ連合がフーシ派(というよりイランの影響力を絶対に排除したいみたいだけど)を排除したら、今度はアルカイーダとかイスラム国(南部には独立派の勢力もあるらしい)との戦い、ってなるんだろうか?