イエメンの記事から

フーシ派によって大統領職を追われサウジアラビアに亡命していたハディ氏が、22日南部の都市アデンに戻ったと、報道された。サウジ主導の連合軍による空爆で、ここのところフーシ派は、劣勢に立たされているらしい。ハディ氏がいつまでアデンにいるのかは不明らしいけど。


24日木曜日には、首都サヌアのモスクで、自爆テロがあり少なくても25人が殺された。イエメンのイスラム国系が犯行声明を出したという。ここのところサヌアで起きてる同じ様なテロも同じイスラム国系。
報道によるとイエメンでは一般にモスクは宗派によって分かれていないけど、狙われてるのはシーア派のフーシがよく集まるモスク。イスラム国は、宗派間対立を引き起こすことを狙っているのだという。

イエメンのアルカイーダは、アメリカが大変危険な組織だとして、ドローンで攻撃を続けてる(多分)。イラクでもシリアでも、その他の地域でも、政権の弱ってるところへ入り込んでるように見えるイスラム国。前に読んだ記事では、テロ組織にも流行があって、今はイスラム国に勢いがあるから、世界各地の小さなテロ組織がその威光を借りる(?)みたいな形を取りたがるらしい。
イスラム国の拡がり方って、気づかないうちにカビが胞子を飛ばしていて、いつの間にか根の深いカビが一面にはびこってる、みたいなイメージ。


そういえば、報道されてたイエメンの和平交渉はどうなったんだろう。


首都サヌアでのここのところの空爆の激しさは、連合軍の地上侵攻の先駆け?っていう見方もあるみたいだけど、地上侵攻があったとしたら、もう一気にイエメンの紛争は片がつくんだろうか。
全国展開はなかったかもしれないけど、フーシ派自体は長いこと反政府闘争をやってきたみたいだから、完全な殲滅なんてできないんだろうと思うけど。
フーシ派を故郷に閉じ込めて、ハディ氏が帰還して、リッチなアラブ諸国の支援を得て、今ならまだイエメンという国を立て直せるんだろうか。

フーシ派もそうだけど、サウジ主導の連合軍の無差別とも言える空爆など、戦争犯罪の追及が言われてる。シリアやイラクでのイスラム国との戦いがあまりに派手だから、イエメンで起きてることって多分あまり注目を浴びてないみたいだけど。
中東の大事な同盟国ということで、アメリカもサウジアラビアに強く言えないのか、言わないのかよくわからないけど、とりあえず後方支援に徹している。(アメリカの後方支援の記事を読むと、いつかは日本もこうやって、日本からは遠く離れた、日本の存立には全く関係ないように見える地域への”後方支援”を、普通に新聞に書かれる日が来るのかもしれないと、いつも思う)

 

一億総活躍大臣とかわけわかんないこと言ってるし、選挙でひっくり返せるかもだけど。