ハッピーライフVS”戦争法案”

安保関連法案が、もうすぐ参議院本会議で可決され成立する(多分)。
審議が始まる前から言われていたことだけど、現行の10本の法律の改正案を一括にまとめて平和安全法制整備法案1本にして、プラス国際平和支援法案1本を一緒に審議するってのが、やっぱり無謀だったんじゃないの?改正案と言ったって、結局11本の法案の審議を、たった数ヶ月でやるなんて。

日本防衛のためのアメリカのイージス艦を、日本が守れないのはおかしい(そもそも世界最強の米軍を、日本が守るなんて状況があり得ないとか言われてたけど、戦場では何が起こるかわからないから、案外そういう機会が訪れるかも)って話と、世界中のどこへでも後方支援のために自衛隊を出すとか、PKO任務の拡大とかって話を、一緒に審議するから、ただでさえ日本独自の限定的集団的自衛権とか、後方支援は武力行使と一体化しないとか言われてわけわかんないのに、余計こんがらがってしまった気がする。


国の安全保障を考えるのが仕事の一部という人たち(安倍首相始めとする政権担当してる方々と、国会議員の方々)にはわからないかもしれないけど、いくら国の基本的重要問題だとか言われたって、普通に仕事したり生活してる人たちには、突っ込まれた質問されると、法案提出者のくせに答弁が二転三転するような法案を、いっぺんに11本、たった3、4ヶ月で理解を深めてくださいなんて、かなり無理筋。1日24時間しかなくて、普通の人が、一体どれだけの時間を安保関連法案の理解に割けると思ってたんだろう。
最初から理解なんて求めてなかったとしか思えない。少なくても一般国民の理解は要らない。

 

昨日参院委員会で可決された後、佐藤正久議員(ヒゲの隊長ですね)がインタビューで、「国民の命と幸せな暮らしを守るために絶対必要な法案」とハッピーライフ法案であること繰り返していた。この、「国民の命と幸せな暮らし」ってフレーズを、この人や安倍首相、中谷防衛相の口から何度聞いたかわからないけど、聞くたびにイラっとくる。命も幸せな暮らしももちろん大事(多分今のとこ一番大事にしてると思う)なんだけど。

多分、相手にわかってもらおうなんてまるで思わずに、言ってる言葉だからだ。まるで一昔前のロボットのような繰り返しの言い回しに聞こえてしまうから。
理解してもらいたいと言いながら、同じ言葉を言い続けることで、相手の頭にただ、無批判に自分の主張を刷り込もうとしているとしか思えない。
この人たちが作ろうとしてる日本の未来は、どういうものなんだろう。