子供が大人になるのはあっという間

トルコの海岸に打ち上げられたシリア人難民の幼い子どもの写真は、SNSであっという間に世界中で広まり、それを見た人たちに難民問題の深刻さを改めて認識させたみたいだ。

シリア人難民がヨーロッパ、特に最終的にはドイツやスウェーデンのような北の豊かな国を目指すのは、戦火を逃れてということに加えて、子供たちを学校に通わせたいということもあるのだという。

ユニセフによると、中東や北アフリカの紛争地域では1300万人の子供、学齢期の子供の40%が、学校に通えていない。学校という施設そのものが破壊されたり、避難所にになったりして物理的に通えないということに加えて、いつどこでどんな攻撃にあうかわからない生活の中で、親は怖くて子供を学校にやれないということもあるみたいだ。

シリアから隣国へ逃れても、隣国自体の事情もあるし、なかなか子供を学校に通わせるというところまではいかないみたいだ。

一体どれくらいの期間その子供達が学校へ通えないのかわからないけど、1年とか2年とか、そんな期間ならまだしも、教育を受けることができないままに大人になってしまう子供達の方が、もしかしたら多いのかもしれない。

シリアの内戦も、いつかは終わるのだろうと思う。でも、それまでにどれほどの子供達が、学校に通うことができないまま大人になってしまうのだろう。
国内が平和を取り戻した時、大人になったその子たちはそこに心から安住する居場所を見つけることができるんだろうか。