写真を見て、言葉が出ませんでした

トルコの海岸に打ち上げられた幼児の遺体の写真が、痛ましかった。戦乱のシリアから逃れて、トルコからギリシャのコス島へ渡り、バルカンを抜けてドイツを目指すのが、一つのコースになってるという。

リビアから地中海を渡るコースは、ひところ毎日のように、船の転覆による犠牲者の報道がされてたけど、こちらの方は大きな船に詰め込まれての危険な航海らしい。
トルコのボトルムからギリシャのコス島までは、直線距離で24kmほど。大きなゴムボートに詰め込まれて海を渡る。救命具を渡される場合もあるというから、業者によって違うのか、粗悪な救命具だったのか。

報道によると、シリアから逃れてきた少なくても12人のシリア人難民がコス島へ向かう途中溺死した。
写真の幼児は、そのうちの一人で3歳の男の子だという。5歳の兄も、同じように、浜辺に打ち上げられた。

写真は何枚かあり、そのうち一枚は、赤いTシャツに青いパンツをはいた小さな体が、波打ち際にうつ伏せに横たわってる写真。その小さな体を、そばに立って見つめるトルコの警官。その警官が小さな体を抱きかかえて運ぶ写真。


国連によると、今年に入って、ヨーロッパを目指して死亡したり行方不明になってる難民の数はおおよそ2500人だという。

この子を、安易に難民の苦難のシンボルにしてしまうのは、何か違うだろう、と思う。けど、あまりに痛ましい小さな姿を見ると、何かしなきゃいけないと思う。