スマホは難民の必需品、ってちょっとびっくり

イスラム国が公開したシリアのパルミラ遺跡の神殿を爆破したとする写真をみた。2000年前に建てられたという古代ローマ時代の遺跡。イスラム教が生まれる以前からの遺跡は、自分たちの解釈するイスラムの教義に合わない存在としてるらしい。
先日は、パルミラ遺跡の引退した研究者を、殺したという報道もあった。老齢だからまさか殺されることはあるまいと、避難しなかったという83歳の研究者を断首して殺す。とても理解できない。
市街地にある博物館を爆撃したとかではなく、破壊そのものを目的として、シリアだけでなく人類の遺産ともいうべき建造物を爆破。多分シリア人の誇りでもあるだろう遺跡を、シリアで生まれ育った人たちが、いくら教義のためとはいえ、なんのためらいもなく破壊できるものなんだろうか。イスラム国には外国人がたくさん参加しているというけど、そういうことも関係するんだろうか。

シリアから国外へ逃れた難民は400万人を超え、国内避難民700万人以上と合わせると、人口の半数近くが故郷を追われているという。
国連の予測では、今後数カ月1日3000人以上の難民が、西欧を目指しバルカン諸国に流入するという。
イスラム国の恐怖から逃げてきた数千人のシリア人が、封鎖されたトルコ国境へ押しよせ、フェンスを破りなんとかトルコ国内へ逃れようとする現場をレポートした記事に、フェンスのわずかな破れに殺到する人たちの写真が載っていた。
女性たちの多くは幼い子供を抱えているという。

報道によると、そのあまりの急激な難民数の増加にとても受け入れ能力が追いつかないと、ハンガリーでは難民流入防止のフェンスの建造を急いでいるというけど、かえって難民が押し寄せる結果になってるという。難民たちの目的地はドイツやスウェーデンなどのより豊かな国。
グーグルマップフェイスブックを駆使して、目的地まで向かう。食料や衣類の提供のほかに、スマホの充電というのも支援ボランティアにとって大切な仕事らしい。

 

積極的平和主義って言葉、どうせならこういうとこで使って、日本の存在感示せばいいのに、って思うんだけど。