(  )内が戦争の現実だと思うんだけど

オバマ大統領は、2週間ちょっとの夏休み中で、この休み中に聴きたい曲40曲を選んで公表したと、ラジオで言っていた。議会もお休み期間中みたいだけど、休みが明けて9月になるとイランとの核合意についての投票があるから、この休みは休みと言っても、反対派・賛成派の間の票の取り合い合戦みたいのにそれぞれお金をえらいかけてキャンペーンしてるらしい。
アメリカ国内の有力なユダヤ人団体が賛成反対に分かれて、それぞれお金を出してのキャンペーンだという。イスラエルとアメリカの関係の深さって、やっぱよくわからない。
報道によると、大統領も休暇先から、まだ態度を決めていない民主党議員に電話で、票固めをしてるという。議会の多数は共和党だからとりあえず反対派が勝つとして、そうなると大統領は拒否権を発動するというから、さらにそれを覆すために必要な議会の3分の2のための、票取りキャンペーンらしい。民主党員がどれほど反対に回るかが焦点だというけど。
米国議会は、イランとの核合意調印後60日間審議検討して、その後承認するか否認するかを決める権限を持ってるのだそうです。
年単位の協議をしてきて、ようやく合意にこぎつけた(と報道されていた)イランの核問題の最終合意なのに、議会の承認を受けられなかったらどうなるんだろう。


で、核問題で合意がされてイランとアメリカの間の緊張関係が緩和されるのかと思いきや、全然そんなことはないらしい。

アラビア海では、アメリカとイランの間で、スパVSスパイをやってるという記事を読んだ。ペルシャ湾でもホルムズ海峡でもアラビア海でも、イランとアメリカはお互いの監視の目を緩めることはないらしい。イランの戦闘機が偵察で、アメリカの空母に近づけば、アメリカは戦闘機を発進させる。
記事の中では、時に、チキンゲームのようなもの、と表現していた。
一つ間違えばイランとアメリカの間の36年間の膠着した緊張状態をダメにしてしまう危険をはらんだゲーム。

どうしても、このゲームって言葉に引っかかってしまう。
中東の同盟国やアメリカ国内の懐疑的な議会を納得させるためにも、イラン沖で、アメリカ海軍は引き続きイランを監視しているということを見せることが、以前より重要になってるのだという。特にイエメンのフーシ派をイランの傀儡だとして空爆を続けているサウジアラビアには、気を使わなきゃいけないらしい。

(そのイエメンについて、ユニセフのサイトには、イエメンの子供達の現状が掲載されてる。7月24日現在で、人口の80%が人道支援を必要とし、3月の紛争激化以来、殺された子供は365人、負傷した子供は484人。学校に通えなくなった子供は183万人。子供の兵士は確認されてるだけで318人。)

 

自衛隊スクランブル発進の数が急増してると言うニュースを見ると、中国の脅威を実感した気になるけど、その数字を実は何と比べていいのか知らないし、実際どれほど大変な数字なのか自分で判断する根拠が実のところ何もない。

この間何かで読んだ自衛隊員の話の中で、スクランブルで出て行く自衛隊機は(空を守るのは自衛隊しかない)、ものすごい緊張感の中で出て行くのであって、実際に相手を撃つかどうか、一瞬の判断を求められる、想像を絶する重圧のかかる仕事なんだという。
そうやって実際に戦闘機を操縦している隊員には、ゲームなんて言葉は思いもよらない言葉なのかもしれない。
自分の生活って、お金はないけど、結構のほほんとしてる平和なものだと思うけど、これはこういう暮らしを、自分の全く知らないとこで守ってくれてる人たちのおかげなんだと、こういう話を知ると、ありがたいなあと思う。


なんだけど、実はすごく素朴な疑問があって、なんで戦争してるってわけでもないのに、スクランブル発進とか、それをしなきゃいけないような領空侵犯だかそれスレスレだかわかんないけど、そんな事態を、起こすんだろう、って思う。そういうのって、どいういう意味があるんだろう。とりあえずいつでもやる気になればやれるんですよ、そうですか。でもうちもきっちり守ってますよ、っていうデモンストレーション?それとも、もっと深い意味があるのかな。素人にはまるで見当もつかないけど、なんかの情報を集めるために飛ばすとか?

自衛隊機と中国機も、チキンゲームをしてるようなもんなんだろうか?