粛清の脅威?

北朝鮮で、またも幹部が処刑されたと報道されていた。新聞によると、昨年6月に就任した崔英建副首相が、金正恩第1書記の政策推進に不満を示したため、5月銃殺刑にされたという。金正恩体制になってからすでに幹部級の処刑は60人ほどになるという。

北朝鮮のニュースは韓国経由でのものがほとんどで、政治的バイアスがかかって伝えられることもあるから注意しないといけないけど、どうやらこの報道に関しては本当らしいというようなことを、テレビのニュースでコメンテーターが言っていた。


安保関連法案の審議の中で、中国とともに出てくる脅威の対象は北朝鮮。ミサイルの射程は確実に拡大してるし、核弾頭の小型化にも成功したとかいろいろ報道されてる。
アメリカにしても日本にしても政権の中で、どれほど北朝鮮の脅威に優先順位を置いてるのかわかんないけど。
報道などで怖い怖いと言われて、そうかも怖いかもと思うんだけど、腹の底から怖いとは自分では多分思ってない。(今朝の新聞の一面広告、安保法案について違憲状態にある議員たちが立法なんて狂気の沙汰、っていうもので、この現状を異常だと”腹の底から”気づいていない、って、結構強烈な広告。でも、腹の底からという表現は、なんかわかる気がしたので、使ってみました)
報道で垣間見得る北朝鮮の状況が、あまりにも、絵に描いたような独裁国家で、逆に現実感がすっ飛んじゃってるのかもしれない。

 

心底恐怖は感じないと言ってるそばから矛盾してるかもしれないけど、粛清のニュースを聞くと、北朝鮮はどうなってるんだろうとも思う。若くして経験もそんなに積んでいない中で後を継いだ権力者が疑心暗鬼に陥ってるんだろうということは、専門家に言われるまでもなくわかる気がする。
権力者側が粛清を繰り返して、権力が本当に固まっていくなら、北朝鮮普通の国民にとってはいいことではないのかもしれないけど、とりあえず隣国が安定するってのは日本にとっては悪くないことだと思う。でも、その権力者があまりに若くて、その粛清が逆にクーデターとか引き起こしちゃうって恐れはないんだろうか、と思うと、それは心底怖いことになっていくような気がする。


中東とはいろんな面で異なるのかもしれないけど、独裁者が倒れても権力の空白とかなければいいけど、混乱状態に陥ってしまったら、難民がどれほど出るんだろうと思うと、すごく怖いと思う。北朝鮮の人口はだいたい2300万人くらいらしいけど、内戦状態で難民問題が深刻なシリアも同じくらいの2500万人。だからどうってわけじゃないけど、
難民問題って、移民に慣れてるはずのヨーロッパでも大問題みたいだから、難民認定基準がものすごく厳しくて国際的非難を浴びてるらしい日本は、パニックになっちゃうとかってないんだろうか。