生ガキ発言は結構笑えるけど

新国立競技場について、2013年の有識者会議で、森元総理が、ハディド氏のデザインを「神宮のところに宇宙から何かが降りてきたっていう感じ」で、3位の人の作品は「神宮の森にカキフライのフライのないカキか、生ガキって感じ」とし、2位の作品を高く評価していた発言部分が、東京新聞日本スポーツ振興センター( JSC)に請求した議事録から削除されていたことが分かったと、今朝の朝刊に載っていた。新国立の問題を検証していた自民党行政改革推進本部が最近、JSCから入手した議事録と比べて分かったという。他にも削除された部分や、黒塗りにされた部分もあったそうだ。

生ガキの所も、黒塗りなのかと思っていたら、ここのところは削除だった。生ガキとか宇宙から降りてきた何かとかの部分が黒塗りだとしたら、黒塗りをした人はどんな気持ちでせっせと黒く塗ったんだろうなあ、と、思ってたんだけど、削除でした。

国会中継をテレビで見てると、政府から入手した黒塗りの資料を、共産党とか野党がたまに見せてくれることがある。そういう資料の全ページを詳細に画面に映すわけじゃないけど、黒塗りのすごい奴は、1ページ丸々 丁寧に1行1行黒く塗りつぶされてたりする。

情報公開請求してこれですよ、って感じで見せてくれるんだけど。

終戦時に小中学生くらいだった人の体験談などに、戦後それまで使っていた教科書を教師の指導で黒く塗りつぶしたという話がよく出てくる。それまで正しいこととして教えられてきたことがいっぺんにひっくり返った。いろんな人がいろんなところで書いている。かなり衝撃的なことだったんだろう、と思う。

で、幸せなことに、自分では何かを黒塗りさせられたという経験はない。

あの作業をしてる人ってどんな気持ちなんだろう。空しくなったりしないのかな。仕事だからと、淡々とやるだけなんだとは思うけど。