徴兵制なんてありえない?、って、参院審議を見ながらつらつら思ったこと

安保法制の参議院での審議が始まった。

今日は、午前中ヒゲの隊長が質問に立った。さすが元自衛隊って思ったのは、自衛隊員が亡くなった場合の弔慰金の金額を(過去いろんなとこに派遣されてるけど、危険度によって評価され、派遣場所によって額が違うってことをフリップにしてあってわかりやすかった。細かいことは覚えてないけど)もっと上げるべきだって云うのを主張してたのと、自衛隊員が危険な任務を遂行するためには、名誉が大切なんですということで、叙勲の話をしていたところだ。自衛隊の幹部にもいろんな等級があって、等級によって叙勲される割合?率?みたいのが違うのを是正してほしいという話だった。
職能団体から議員さんを出すって、こいういうことのためでもあるんだ、と、妙に感心してしまった。

民主党の細野さんが、安保法制の質疑の中で、少子化自衛隊員の新規採用について言ってたのがずっと印象に残ってる。


徴兵制なんてあるわけないじゃん、ハイテク化した現代の戦争で、素人を数ばっか集めてきたって役に立たない、って結構いわれてるみたいだ。

ミサイル防衛とかイージス艦とか言われたら、素人には無理ってのも、それもそうだ、と思うし、素人に攻撃させるより今はドローンでしょって言われれば、そんなもんかなあとも思う。
尖閣諸島とは言ってないけど、島嶼防衛とか、島嶼部奪還作戦とかで、アメリカ軍との共同訓練なんてのも、確かに素人じゃ手を出せない感じがする。


今日の参院の安全保障法制の審議の中で、中国の防衛費の増加ペースの凄さや、中国が実際にベトナムから奪った(らしい)なんとか島の話やら、東シナ海でバンバン建造しているガス田開発のためのプラットフォームやら、(東シナ海の資源の埋蔵量は実際はそんな建造費に見合わないくらいのものなのに、こんなに建てて、っていう口ぶりだったけど、ちょっと前までは、資源が獲られてしまう、大変だ、ってさんざ言われてたような気がする)、中国の脅威と、シーレーンっていうのが、強調されてたのは、ちょっと衆議院での論調とは違う感じ。
ミサイル防衛とか、スクランブルの回数とか言われても、素人にはあまりピンとこないのだけど、海に囲まれた日本を専守防衛するってことは、70年前の戦争、ってことから思い起こされるイメージとはだいぶ異なるものなんだろうなあ、とは思う。

 

中東でのイスラム国との戦いで、アメリカは空爆や後方支援はしてるけど、地上軍の投入はしてない。多分。米国内では、生ぬるい、地上軍も入れてさっさとかたをつけろ、空爆だけじゃダメだ、みたいな強硬派の主張もあるみたいだけど、アメリカ兵の犠牲は出したくないということは譲れない一線なのかも。で、アメリカ軍は、その代わり、後方支援として、イラク兵をなんとかISに対抗できるだけの地上部隊にするために、トレーニングしてるらしい。訓練期間は、何年とかの単位じゃなくて、何ヶ月の単位だ。
何ヶ月単位の訓練で、実際どれほどの戦力になるのか素人には、まるで見当もつかないけど、アメリカ軍というプロが訓練して戦場に送り出すんだから、それなりのものなんだろう。

戦争って言ってもいろんな戦闘現場があって、多分徴兵制で採用して訓練した兵士が戦う現場ってのもあるのかもしれないって、思う。

ヒゲの隊長の言うことを聞いてると、アメリカ軍が血を流してる、同盟国として自衛隊員が血を流さなくていいのかってことに結局は行き着くような感じがして、安倍首相が言う積極的平和主義という言葉と相まって、徴兵制はともかくとして、どうしても、アメリカ兵の代わりに中東で血を流す自衛隊員って、想像してしまう。”今”はホルムズ海峡しか想定してないっていう言い方してるし。