法案通ったけど、象は忘れないよ、多分。(クリスティも好きでした。)

安全保障関連法案は、16日衆院本会議で採決、可決された。
60日ルールを使わないようにと、衆院委員会でも散々言われてたけど、憲法だって勝手に解釈変更するような人たちにそんなこと言ったって無駄じゃないですか。使う必要があればしらっと使うに決まってる。

子供の頃、SF小説が好きだった。短編といえば星新一(短編っていうよりもっと短いショート・ショートっていうのだったけど)で、小松左京は長編作家のイメージが強かったと思うけど、新潮文庫から出てた小松左京の短編集が好きだった。

その中にタイム・トラベルの連作があって、時間局の職員が世界各国で3歳以下(細かい設定は忘れた)の、子供たちを何人かさらってきて、しばらくの間、一人の少女がその子供達の面倒を見る。というところから始まる話があった。
なんでこんな仕事を?と局員は疑問に思うんだけど、何十年か経って、世界が大変な危機に陥って、一触即発かという時に開かれた国際会議で、その謎は解ける。


今日のクローズアップ現代では、イランの核協議の合意についてやっていた。
規模は縮小されたといっても、核開発は続けられる というのは危険じゃないんですか、と、結構くいさがるキャスターに対して、中東問題の専門家であるゲストは、それぞれ一つ一つ見ていくと、あれも残るこれも残るということになるけれど、その一つ一つは10分の1とか0.1とかに縮小されてる。それを掛け算していくと、大変小さな可能性が残るだけだと見るべきだと思います。と答えてた。
では、今後の問題点は、という最後の質問には、アメリカ、イラン双方の国内の強硬派を如何に抑えて、とにかく合意事項を実行段階まで持っていくということに尽きる。との答え。

国内の強硬派。世界各国にいる、国内の強硬派。

もし、世界各国から、国内の強硬派が消えたら、どんな風になるんだろう。なんか、その途端世界各国で紛争がなくなって、話し合いで物事が解決して、平和な世界が実現する。なんてことになるわけもないけど。
もし、その支持層ごと一斉に消えたら。

とりあえず、次の強硬派が出てくるまでに時間は多少かかるだろうから、イランの核問題の合意を実行段階に持っていくってのは、クリアできそう。

日本だったら、とりあえず安保関連法案を通すかどうかってことから見れば、国内の強硬派って、政府与党になっちゃう。消えたらどうなるだろう。

日本はより安全になるのか、より危険になるのか。って、日本の国民にとって、って意味だけど。