ハイキュー!! 第165話 一貫 感想

第3セット16・21になったところか今回は始まる。

白鳥沢のセッター白布さんの回想編。
前回のラストシーンで、「正しさなんてクソくらえ」と言った白布は、第2セットを引きずるどころかますます目が据わってくと、影山に言われるほど、通常のリズムに立ち直った。で、チームとしての地力の差が第3セットは出て取られてしまったわけですが。

中学時代は、もともとは速攻も強気で使っていく、普通にうまいセッターだった白布だけど、及川さんの青城がそれこそ3年がかりで作り上げたような、練り上げられた強ささえも、力で全てねじ伏せる高さとパワーのエースのバレーの方に、魅せられてしまったらしい。
確かにいろんなこと考えて作戦立てて、練り上げたものを、ただパワーだけでぶちのめしていくってのは、別にバレーボールじゃなくたって魅力的な面はあると思う。そういう戦いが見たいときもある。


白布は、自分の仕事は牛島さんに頼ることだけではないが、自分の力やプライドを示すことでもないという。ただ、全国トップクラスのエースを立てること、だから、誰よりも目立たないセッターになる、という決意。(そっか、これが”俺に尽くせるセッター”って奴なんですね)

「正しさなんて」と言った”正しさ”は、ひたすらエースを立てるのではなく、一見華やかに見えるコンビネーションを駆使した戦いをするセッターで、(それは自己主張が強いセッターとも言われるみたいだけど)、本来ならば自分が目指すべきだったかもしれないもの、なのかなぁ。形は違うけど,白布には白布なりのセッターへの拘りがあるってことなんだろうと思う。
でも、別にそれは”正しさ”ってわけじゃないと思うよ。影山について言えば、確かに彼なりの”セッターへの強〜烈な拘り”があるかもしれないけど、勝つために最善を尽くすってことが第一で、規範的な意味での正しさなんてこれっぽっちもない。
と思う。ひたすら上を目指す、勝ちにいくってだけの単純な姿勢。


あーでも、今回は白鳥沢の監督にしろ白布にしろ、なんかいちいち言葉に引っかかりを感じた。「シンプルさこそがおめえらの強さ、付け焼き刃じゃねえ強さ」
烏野は付け焼き刃の強さか?確かに王道じゃないけど、付け焼き刃でもないよ。多分。ウシワカみたいな全国トップクラス級のエースがいないから、白鳥沢みたいな戦い方ができないってだけで、勝つためにひたすら貪欲に使えるものはなんでも使う。そこには妙なプライドはない。まさに雑草


影山獲らなかったのは惜しかったのでは、といわれた白鳥沢の監督は、自己主張の強いセッターはいらない。と言いつつも、サーブもスパイクもいいしと認め、若干後悔があるみたいな様子。でも、白鳥沢のバレーボールのスタイルでは、影山の良いところが抑えられてしまう、というのも事実で(多分)、影山自身にとっても幸せなことではないし、バレー界自体人材は大切にしないといけないしね。バレーボール は、今あんまり子供達に人気がある球技ではないみたいだから(子供の中学校でも女子バレー部はあるけど、男子バレー部はない)。

第3セットはまさに地力の差で獲られてしまったという感じ。第5セットまでもつれるのは烏野にとっても、スタミナ面で不安なところもある。けど、王者が思いもよらない崩れ方をするには、第5セットという県予選では白鳥沢自体にとっても、未知のレベルまでいかないと、このまま地力の差で持っていかれてしまいそうで、勝機は見えてこない気がする。
まあ、いずれにしろ第3セット取られたから、次のセット獲らないと終わりだし、次とったら第5セットに行くことになるけど。

ただ今回のセットのラストが、ウシワカの強烈なスパイクだったから、このままの流れでいったらやばい。この流れと雰囲気を一体どうやって盛り返すのか、烏養さんはどう声をかけていくのか、全然見当がつかないから、楽しみ。
是非とも雑草のプライドってやつを、正しさなんてとか面倒なこと言う、白鳥沢に見せつけてやってください。


それにしても、影山は白布さんの様子も細かく観察してるんだ。まだまだ余裕がありそう。


今日本屋さんに行ったら、ジャンプネクストが並んでて、ちょっと表紙をめくってみたら、ハイキューの映画ポスターが目に飛び込んできた。今までのポスターの中で一番好きかも。
ハリーポッター、月島版っていう感じで、先週日向に見せた、「君もやってみな」的微笑を浮かべた月島がバーンと中央に配置。フクロウはもちろん木兎さん。青根ハグリットもいいし、谷地ハーマイオニーが抱いてるのは研磨ネコ。グリフィンドールのクイディッチの衣装を着た影山日向がホウキにまたがり,足で蹴りあいしてるのも可愛かった。清水潔は、誤植?

総集編よりこっちが観たい。