#東京を火の海にしてやる!

「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番だ」発言で批判を浴びた自民党議員が、その後も記者団に

「誤った報道をするマスコミに対して広告は自粛すべきだと個人的には思う。懲らしめようという気はある」と追加発言して党内からも批判を浴びたらしい。
この時この議員は、『自由な言論、民主的な政治制度によって、国民の幸せを追求するのが我が自民党だ。マスコミ規制をするとか、言論の弾圧をするなんていうのは絶対にありえない。』(投稿新聞7・1付け)といったと新聞に載ってた。

マスコミを懲らしめようというのは個人的な気持ちで、党としてはそうではないから、マスコミ規制をするとか、そういうことはないってことなんだろうか?
多分、この議員の考える、自由な言論っていうのと、自分の思う自由な言論は、異なるものなんだろう、と思う。

平和安全法制の国会論議を聞いていて、後方支援は武力行使と一体化するとかしないとかってのも、後方支援という事態に対する理解が別種のものなんだろうと思えば、なんだかよくわからない答弁にも、腹が立たない。
国民の幸せっていう言葉は、安倍首相もよく、国会答弁の中で使うけど、きっと、これも違うものなんだろう。

同じ言葉を使っていても、その言葉の意味することが、実は全然別のことっていうのはよくあることなのかもしれない。
国民の幸せとか安全とか、安倍首相が言う時、その言葉から、この人が想像してることってのが具体的に全然イメージできなくて、素通りしていってしまう。
聞いてることに答えてるんだか答えてないんだか、聞いてるうちになんだかよくわからなくなってしまうのも、よくある。

で、そんな中、米艦に対する攻撃が存立危機事態に当たるかどうかの事例で、「近隣国」が「東京を火の海にする」と言ってる状況があって云々、という状況説明をした時だけは、なんだか、首相の本気が伝わってきた。

東京を火の海にする。と某国が言っていて、その能力があって、ミサイルの射程に日本が入っていて。
この言葉を言った時は、この人の頭ん中が見えた気がしてリアルだった。

勝手にそう思っただけなんだけど、80時間を超えるっていう審議の中で(まあ全部見てたわけじゃないけど)この言葉だけがリアルってのが、悲しいんだか怖いんだか。

武器を持って海外に行ったら偶発的に戦争に巻き込まれることがあるって、戦争体験世代の人たちが言うのが、わかる気がする。