具体的じゃないと、わからない

今も世界のどこかで起きている武力紛争で、子供達が苦しんでる記事などを読むと、なんで子供達が苦しまなければならないんだと思う。市街地で砲弾合戦をやるのも、銃撃戦をするのも、空爆をするのも、みんな”いけないこと”だと思う。
たぶん、紛争当事者を別にすれば、”良いこと”だと思う人はほとんどいない。はず。

安倍首相だって、「『女の平和』国会ヒューマンチェーン」に参加していた人たちだって、”いけないこと”っ同じように思ってる。(もしかして”いい戦争”はある、くらいには思ってるかもしれないけど)


安倍総理は、安保法案に反対するために国会周辺に集まった人たちのことをどのように見ているのだろう。
戦争反対を叫んでるだけで平和は守れない、ってのはよく聞くけど。ほんとよく聞く、っていうかよく目にする。
それは確かにそうだとも思う。お題目唱えてて平和な状態が保たれるなら誰だって唱えるよ、とも思う。

憲法9条があるから平和だった、とまでは思わないけど、それでも、安倍総理には、病床の瀬戸内寂聴さんがそれを押してまで、国会に駆けつけたのは何故なのか、なぜ、多くの国民が不安に思うのか、少しでも真摯に考えようとする気持ちはあるんだろうか、と疑問に思う。
それとも、60年安保の時もその次も、イラク自衛隊を派遣しようとした時も、常に反対はあったけど、とりあえずその一時期さへ我慢して、やり過ごしてしまえば、あとは次のステップアップの時まで憑き物が落ちたように静かになるのだから我慢しよう、ってくらいなんだろうか。


殺されるのは嫌だし、知らない誰かを殺すのも嫌だ。戦場の狂気に放り込まれるのも嫌だし、欲しがりません勝つまではの状態になるのも嫌だ。
安全保障環境が激変して、そのような危険が国民にふりかかる可能性があるのなら、別に軍事機密を教えろって言ってるわけじゃない。一体、具体的にはどういうことなのか、専門家の多くがありえないって言ってるホルムズ海峡や、赤ちゃん抱いたお母さん以外の状況を、できるだけ多く例示して欲しい。
切れ目のない対応っていうからには、何かしらの状況が想定されているんだろうから、それこそ、お得意の丁寧な説明をして欲しい。