政治家の劣化ってよく言われるけど実際どうなのかはわからない でも、軽いよね

NHKの「戦後70年  ニッポンの肖像」という番組を見た。
国交正常化した後、日中の間では、文化的・人的交流を分厚くしていかなければならない、分厚ければ分厚いほど、時代の変化に耐えられるとして、尽力していたという故大平正芳首相。
国交正常化のための中国訪問の帰路、今は正常化でお祭り騒ぎでいいけど、30年後が大変だと言ったというのも、印象的。

今朝の東京新聞一面に、歴代内閣法制局長官への、集団的自衛権行使容認を含む安保関連法案についての取材結果が載っていた。

記事によると、10人に聞いてうち5人が回答。そのうち4名が「違憲」、1名は「判断できず」、合憲という回答はなかったという。

歴代長官の中の1氏は、「首相の対応を初めから見ていると、一国のリーダーとして国を参戦に導くことの重さや苦渋がほとんど感じられず、解釈の範囲を広げられるだけ広げようという姿勢が見える。このような人を最高責任者に持つことに強い不安を覚える」とまで、コメントしてる。

安全な後方支援だの、ホルムズ海峡だの、日本を取り巻く安全保障の環境が激変してるだの、集団的自衛権違憲だの合憲だの、砂川判決だの、いろんなことがあるんだけど、安倍首相の答弁を聞いてると、結局「このような人を最高責任者に持つことに強い不安を覚える」ってことに尽きるような気がする。

大仕事を成し遂げた後に、同時に30年後の心配も語ることができるような人が、この激変したと言われる日本を取り巻く国際環境をみたら、やはり現政権と同じような判断になるんだろうか。