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イエメンの報道から

イエメンについて

6月14日から始まる予定だった、ジュネーブでのイエメンの和平の話し合いは、月曜日に伸びた。
開始予定日の日曜日にようやくフーシ派側の代表団を乗せた飛行機が離陸したという。途中エジプトの飛行許可が下りず、(サウジの圧力だとフーシ側は非難したけど、エジプトは妨害してないと否定)オマーンの仲介でジュネーブへ向け出発したらしい。

亡命中のハディ大統領とサウジアラビアは、4月の国連決議の遂行をメインの議題にするべきと主張してるみたいだけど、それはつまり、全く妥協する余地なしってことになるんだろう。
話し合いも、それぞれの側を、国連の使節が往復してのものみたいだし。同じテーブルにつかせるってことが、すごく難しいことらしい。

17日の報道では、フーシ派がホテルから出てこないからなんの進展もないとあった。

ハディ亡命大統領としては、この話し合いで、未だ勝利の道筋が見えないまま停戦なんてことになったら、自分の立ち位置がなくなるってことを心配して、とりあえず話し合いはやるけど、本気で自国の混乱状況をなんとかしようとう気はない、と、専門家が分析してた。でも、それは両方ともらしい。
部族社会のイエメンで、自分自身の実力組織のないハディ大統領は、立場がすごく弱いという。

報道されてることからだけでも、国連の担当者は、すごく忍耐を必要としてるんだろうな、と思う。

そんな間にも、イエメン国内では戦闘がやむことなく続いてるっていうし、先週は、サヌア世界遺産の建物が一部空爆で破壊されたと報道された。(市民の犠牲者も出てるらしい)

3月から続く空爆でも、フーシとサレハの連合グループは全く弱まることがない。このまま戦いを続けて、イエメンがさらなる混沌とした状況になったら、それはそれで脅威だし、このまま勝利という形なしにフーシ派の支配を認めるってのも、イランの存在を考えるとできないし。と、サウジアラビアも、どう選択すればいいのか、正念場だという。専門家によると。

フーシ派もイランも、イエメンで外交してた人たちも、イランはフーシ派を支配下に置いてるわけではないと主張してるけど、サウジアラビアにとっては、イランの脅威は、とても看過できないらしい。

報道などを読むと、イランの脅威っていう言葉としては出てくるけど、それが具体的にはどんなもので、どれほど差し迫ったものなのかよくわからない。
スンニ派とシーア派の対立ってのも、イスラム国の支配地域では、シーア派政府よりイスラム国の方が良いっていう住民感情もあるみたいで、実感としてはわからないけど、すごく根深いものなんだろうと想像はできる。

話し合いは、2・3日の予定で、短いものらしいけど、なんとか人道援助が行き渡るだけの期間の停戦だけでも、合意に至りますようにと思います。