ハイキュー!! 第160話 眈眈  感想

月島くん、開眼?それとも足でもつっちゃった?

 

トータルディフェンスが綺麗にはまって、ついでにゲスの裏をかいた月島のスパイクで22・22の同点に追いついた烏野。旭さんのオンラインのサービスエースで1点リード。
でも、さすがに白鳥沢はウシワカ以外も冷静で、あっという間にセットポイントまで持ってかれてしまった。

選手個々の力を見れば、白鳥沢の方が格段に上で、多分試合前から各選手とも、勝った時のことしか考えてないチームなんだろうと思う。
県予選は通過点なんだろうし。ましてや烏野なんて、かつての強豪ではあっても今の選手たちの時には弱小のチーム「飛べない烏」だったろうから、ぽっと出のチームが運よく勝ち上がってきた、くらいの認識かもしれない。
第2セット、セットカウントの時点では、悔しいけど、余裕たっぷりの試合運びって感じがする。

24点目を、ツーで決めた白布さんは、推薦で入ったバレーエリート(?)たちの中で、唯一の一般人(らしい)。実力的には上と見られてるらしい瀬見さんというイケメン3年生セッターを差し置いてスタメンで出てる理由がよくわからないけど、ここでツーを出すってとこに、セッターとしての強烈な自負心があるんだろうなとは思う。

スポーツ推薦があるような強豪校って、全然想像できないけど、一般で入ってレギュラーとるってのは、相当な努力が要りそうってことはわかる気がする。
烏養さんが言う通り、牛島を邪魔しないってことが前提にあるチームだとしたら、(牛島自身も高いトスがあればいいってくらいの気らしいし)セッターとしては、なんかウツウツとたまりそうなものがあるような気もするし。

でも、もしかしたら、それは、ウツウツじゃなくて眈眈なのかも。他のメンバーに比べて、ギリギリのとこで頑張ってるような、気が張った感じがしてたけど、ツー決めた時の表情を見ると、なんか一筋縄では解けない性格のような気もしてきた。もしそんなだったら、影山くん似のかわいい五色くんのこと、癇に障ってたまらないんだろうなあ。


烏野の一筋縄ではいかない性格といえば月島。
お兄ちゃんが言う通り、憎たらしいほど冷静に自分のことを客観的に見ることができるクレバーなタイプなんだと思うけど、だからこそ自分に枠をはめてしまう。
他の二人の1年レギュラー組は、脊髄反射的なボールへの反応と、それを可能にする身体能力の日向と、やっぱ天才ぽい影山くん。どうしたって水と油的になってしまう。こちらは枠とか檻とか全く関係ないって、タイプ。

トータルディフェンスに、対牛島の可能性が出てきたけれど、格上で冷静さを崩さない白鳥沢に焦りを感じさせるには、やっぱ、あと一歩欲しい。
どこの場面になるかわからないけど、それはやっぱ日向と影山。そこに枠を破った月島に、加わって欲しいなあ、読者としては。

23・23からのツーアタックを決められた烏野だけど、ブロックに飛んだ月島が反射的にツーに反応して逆サイドに手を出した。
その後の表情と、弟の表情の変化に気づいたお兄ちゃん。
月島くん、バレーにハマる瞬間まで秒読みか?

今回の表紙は珍しく教室の1年生。谷地さん一人じゃ面倒見切れないから(?)助っ人に現れた様子の山口くん。日向は、もうテスト捨てたみたいなお気楽な様子だけど、影山くんは結構律儀に頑張ってる。頑張れ影山くん。