先週のこと 地道に活動してる人の言葉は誠実だと感じました

先日、集団的自衛権について、地元で開催された小規模な講演会で、日本国際ボランティアセンターの事務局長の講演を聞いた。

今まで、平和国家日本のイメージの中で、NGOとしての活動ができていたのが、今後、審議中の法案が通ったら、どうなるか、活動に支障が出ることを、現場は本気で心配している、ということを繰り返し話していた。紛争地での支援の基本は中立であること。自衛隊が米軍と一体であるとみられたら,
自分たちのNGOも、日本という国のくくりで見られてしまうから、活動の危険度が増してしまう。

自衛隊員によ る人質などの救出も、例えばアフガニスタンを例に取ると、タリバンが台頭していて、現地の人でさえよくわからないというようなところで、軍事力を持っていきなり行って、救出作戦をするというのは、現実的には、非常に困難だという。実際、米軍の作戦もことごとく失敗してる。

あと印象的だったのは、アフガンの人たちは、もうずっと長いこと紛争の中で生活しているから、最終的には暴力という手段、というのが身に染み付いているようなところがあるけど、自分だって、同じ環境に置かれたら、どうなってるかわからない。ただ、そんな中でも、非暴力で社会を変えていこうという人たちが、アフガンにもイラクにもいる。と話していたこと。

 

先週の国会審議を見ていて(といっても所々だけど)わかったことは、安倍総理大臣は、自分が野次られるのは大嫌いだけど、野次自体は嫌いではないようで、自分でもヤジを飛ばすということ。分かりやすく国民に説明しなくてはならないんです、総理大臣なんですから、と長い答弁をするけど、聞き終わってみると、結局何が言いたかったんだ?と、余計わからなくなってしまうこと。
(関係ないけど、「ヒトラー最後の12日間」という映画で、総統地下壕で、明らかにおかしくなっていくヒトラーに、それでも表向き誰も逆らえないのが、なんでだろうと思うと同時に、すごく怖かった。のを、思い出した。)

今朝の新聞に、安全保障関連法案の、衆院採決までの審議時間について、与党の中で、80時間、最大で100時間だのと囁かれていると載っていた。審議の始まる前から、「出口」の駆け引きが行われているという。
1日7時間の審議だとしたら、100時間だとして、14日間。
その間、先週のような、とても誠実に答えようとしてるとは思えないような答弁を聞かされ 、幾つも一緒に出されている法案の全体像が、聞けば聞くほどわからなくなっていくような審議が続くんだろうか。