ハイキュー!! 第8話 『”頂の景色”』 感想

1巻のラストで、菅原さんに「お前ならもっとうまく日向を生かせるはず』と指摘され、どうやって?と、素直に考えこむ影山。
ボールへの反応速度と飛べる高さは凄いけど、ボールに合わせることができない、基本の技術がまるでない日向を、どう使えば?と悩むこと数分(多分)

『”頂の景色”』は、その答えの回になってる。日向が合わせられないなら、自分が合わせようという発想が、単純。技術的にどうなの?って、まず自分にブレーキかけないとこが、この子の天才たる所以かもしれない。
この回のはじめの数ページは、初めての変人速攻を、影山目線で描いてる。最初の一発はそれこそ神業的な集中でドンピシャ。それから、日向の顔にトスを上げたりして失敗しながら、着実に精度を上げて。
中学時代完全に否定された自分のプレイを生かせることがわかったんだから、難しくてしんどいけど、すごく楽しそうな表情。1年前の試合の時の表情とは同一人物とは思えないくらい。
ラスト数ページは、今度は日向目線で、”頂の景色”を描いてる。

『「せーの」で跳んで長身の選手より高さで劣るなら
  ”1㎝”を”1㎜”を”1秒”速く頂へ!!
  そうすれば今この瞬間だけ ここが一番高い場所』
『目の前にたちはだかる高い高い壁
 その向こうはどんな眺めだろうか どんな風に見えるのだろうか おれ独りでは
 決して見ることのできない
 これが
 頂の景色』

このシーンを見ると、バレーボール未経験者だけど、もしかしてスパイカーはこういう一瞬を、一度でも味わってしまったら、バレーボールから離れられなくなるのかもしれないと思う。