拒絶されたユダヤ人難民の話から始まる新聞記事を読んで

ここ数年で、世界の難民の規模は歴史的水準にあるという。

地中海では、シリアの内戦で故郷から逃げ出した人たちや、北アフリカからの難民が、半分無政府状態のリビアから、命がけで、地中海を渡ってくる。

アジアでは、ミャンマーで迫害されてる少数派ムスリムのロヒンジャと呼ばれる人たちや、バングラディッシュからの経済難民が、漁船などに詰め込まれて海を渡ってマレーシアやインドネシアを目指してくる。
先日、乗組員に捨てられて、おまけにインドネシアやアレーシアなど、どこの国からも上陸を拒絶され、燃料と食料、水の補給だけ受けてまた別のところへとむかわされるという、難民船のたらい回しみたいな報道があった。

EUは、解決策として軍事作戦を取ることで合意した。
報道によると、偵察機で情報を収集 、密航船の捕獲や船舶の破壊も行われるという。
インドネシアやマレーシアは、とりあえず難民の施設を作り、1年間に限り、第3国の受け入れまたは本国送還までの保護を行うことを決めたという。

EUの解決策には、船を破壊しても根本的な解決にはならないという批判があるけど、とりあえず目の前の地中海で、大勢が死んでるという事態への対処にはなるのかもしれない。

シリアの古代遺跡の町パルミライスラム国に落とされたという報道があった。少なくても462人が犠牲になったという。占領された町では、イスラム国による処刑なども行われているという。

故郷を追われて、逃げ込もうとした先でも拒絶された人たちは、いったいどこへ行けばいいというんだろう。

ヨーロッパ各国では移民排斥とか起きてるみたいだし、たぶんすごく難しい問題なんだろう、とは思う。

こいういう問題にこそ、地球儀を俯瞰する外交とかで、積極的に関わっていけばいいのに。いつまでも、厳しすぎる難民認定を続けるわけにはいかないんじゃないかと思うんだけど。