イエメンについて報道を読んで 前にも書いたけど

ゴールデンウィーク中の5月4日、紛争が続くイエメンで、サウジ主導のアラブ諸国側が、フーシ派に対し、アメリカ製のクラスター爆弾を使用したと報道された。クラスター爆弾は国際的に使用が禁止されてるものの、その条約にはサウジもイエメンもアメリカも署名してない。
CNNのウェブサイトによると、『米国防総省は2018年以降、外国政府へのクラスター爆弾の供与を停止すると表明している。米国防当局者はCNNに、「他国への供与は民間人に対して使用しないなどの条件を満たす場合に限定している」と強調した。』とあった。
サウジ当局は、装甲車をターゲットにしているとしているみたいだけど、クラスター爆弾が使用された山岳地帯の近くには村落が二つあり、無人地域というわけではないという。
クラスター爆弾は大量の小型爆弾を撒き散らし、不発弾として残った爆弾がその後長いこと危険なままであり続ける、地雷のような性質を持つ爆弾らしい。

サウジや湾岸諸国で訓練され武器も供与されたイエメン人兵士の部隊が、月曜日、反フーシ派に合流したという報道もあった。確認はされてないらしいけど。空爆だけじゃダメそうだから地上部隊も入れるってことになったんだろうか。まだ、数百人もサウジ国内でトレーニング中らしい。これは、本当に代理戦争なんでしょうか?

新聞報道によると、イランの飛行機の着陸阻止のため(らしい)、イエメンの空港が繰り返し空爆されてるけど、それは、人道物資の支援も届かなくなるってことで、月曜日には、国際赤十字国境なき医師団が共同で、人道支援の邪魔を頼むからしないでと、非難声明を出した。共同でっていうのは珍しいことらしい。

水曜日にはアメリカのケリー国務長官がイエメンの人道的危機の悪化について、食料や医薬品などの物資を届けるために、空爆停止についてサウジと話し合う、と、記者会見で語ったという。

そう言ってる間にも、市民の犠牲は続いている。

報道を見てる限りでは、戦闘状態はエスカレートしていくばかりに感じられる。
片方ではなんとか普通の市民への人道支援を続けようという動きがあって、この戦闘状態を止めようという努力もある。

一旦始めたものを当事者が止めようとするのは難しいらしいということはわかったような気がする。

せめて、食料やら医薬品やら燃料やら、生きてくために必要な最低限の物資だけでも必要な人たちに届けられるよう、空爆と戦闘を停止するのすら、難しいってどいういうことなんだろう。