イエメンの未来はイエメン人が決めるべき、本当そう思うけど

サウジの空爆が中止された時、ソーシャルメディアに投稿されたイエメンの人たちの声を載せた記事を読んだ。
手放しで歓迎してる感じはしなかったけど、結局すぐに空爆は再開された。

今朝の新聞には、サウジ主導の連合軍が空爆で、フーシ派の掌握する国際空港の滑走路を破壊した、という記事が載っていた。カイロの研究所のイラン専門家によると、『サウジの空爆実施は水面下で始めた停戦交渉で好条件を引き出す狙いである可能性が高い』(東京新聞)そうだ。
フーシ派も、戦闘を止めることなく、攻撃を続けてるという。


国際空港の滑走路破壊は、イランからの飛行機の着陸を阻止する目的でもあるらしい。海路も封鎖、空路も封鎖。イエメン国内では燃料、食料、医療物資など物資の欠乏が危機的だという報道もあった。食料のほとんどを輸入に頼るイエメンで、海路と空路を封鎖。

フーシ派の敵対勢力に供給される武器は、結局フーシ派に流れたりブラックマーケットに流れたりしてるらしい。
なんで市民生活に必要なものは届かなくて武器だけはちゃんと届くんだろう。

東日本大震災の後しばらく停電の時期があって、水道も止まって、そいういう基本インフラのありがたさをその時に実感したはずなんだけど、今はもう忘れかけてる。
燃料がこないということは動力源もなくなるということで、水道ポンプも動かせず、電気が止まると、医薬品などの保管も難しくなるとか、実際にそういうレベルで困るんだということを想像も しなかった。

昨日の東京新聞に難民支援の団体の記事が載っていて、その中で、シリア人男性の話として、『空爆が一番怖いね、爆撃機がくるたびに、窓を開けて地下へ潜るんだ。閉めていると爆風で窓ガラスが割れるから。』とあった。爆風でガラスが割れるから、窓を開けておくって、思ってもみなかった。もしかしたら、空爆の下では常識なのかもしれないのに。

NYタイムズの記事に、イエメンで、最悪の危機をまぬがれてる街が一箇所あると載ってた。南部の港町でローカルのアルカイーダの支配下に置かれてるという。アルカイーダの管理下で住民と部族のリーダーたちにより街は治められ、とりあえず食料もまだストックがあるらしい。日用品は、オマーンから陸路で入ってくるという。