ドローンで思ったこと、やっぱまとまりないけど

1月にアフガニスタンパキスタンの国境付近で、アメリカが実施した、アルカイーダへのドローン攻撃で、人質になっていたアメリカ人とイタリア人の2名が犠牲になったと発表され、オバマ大統領が、責任はすべて私にあるとして謝罪したと、金曜日に報道された。

ドローン攻撃は、従来の空爆や地上部隊の攻撃より、ピンポイントで小さいターゲットに対する攻撃の正確性に優れているそうで、巻き添え犠牲を極力少なくするという。
でも、どんな攻撃も、巻き添えを0にすることはできない。

市民の犠牲を0にできないということと、軍の最高指揮官として国家の安全を守るということの間で、報道によるとオバマ大統領は常に苦悩してるらしい。

ドローンで人質が巻き添えを食らったというのは初めてだそうで、記者会見でのオバマ大統領は写真でしか見てないけど、何かを考え込むような沈痛な表情だった。

その沈痛な表情は、アメリカ市民が巻き添えになったということに対してだけのものなのか、今まで犠牲になってるアフガンやパキスタンやイエメンなどの市民に対してのものでもあるのかわからないけど、なんとなく釈然としない感じがどうしてもしてしまう。


イラクに派遣された自衛隊では、死者は出なかったけど、帰国後28名の隊員が自殺したという。直接戦闘に参加したわけではなくても、精神的にダメージを負った隊員が相当いたのだろう。

戦後70年、アメリカ軍の基地の ある国として、朝鮮戦争から始まってアメリカがやってきた戦争に全く関わりのない平和国家でしたと、胸を張ることはできない、とは思う。

普通の国になりたい、平和ボケしたままでは世界の平和に貢献できないと、本当なら一回立ち止まって考えなきゃいけないようなことまで、止める間もなく進んでる。

中東では1400万を超える難民が出ていて、地中海ではたくさんの人が死んでる。
知らないふりはできないと思う。

でも、すごく不安。
国民に平和ボケしてちゃいけないと説教する側が、自分らの屋上に放射性物質を載せたドローンが落ちたことにも気づかないほどの、ボケぶりを晒してることがすごく不安。
なんだかすごくタイミングが悪い時期に、普通の国になろうとしてるような気がする。