ドラマを見て思ったこと

東京新聞の日曜の社説は、「週の初めに考える」というもので、今回は「軽視される自衛官の命」というタイトルで、イラク戦争に派遣され帰国した自衛隊員の自殺についてふれていた。

派遣された自衛官は皆無事に帰国したけど、帰国後5年未満のうちに17名の自衛隊員が自殺してると、あった。

派遣中の現地宿営地を訪れたのは当時の防衛長官二人だけで、他国のトップが自国の部隊を何度も激励したのに比べ、日本からは首相も官房長官も一度も訪問しなかったという。

アメリカのドラマでlaw&Orderという一話完結の警察と検察を舞台にした捜査と法廷のドラマがある。ケーブルテレビで第1シーズンから集中して放送されていて、なんとなく見始めて今第18シーズンまで来たんだけど、この間見た回はイラク帰還兵と退役軍人のための病院が鍵となってる話だった。

ドラマに出てきた病院は話にならないくらい酷い環境で、そこに入れられた外傷を負って帰還した元兵士が、やはりイラクからPTSDを負って 帰還した元兵士でホームレスになった男を殺すという内容だった。

去年アメリカで、退役軍人のための病院の運営内容についてだいぶ問題になったみたいだけど、戦場に兵士を派遣するってことは、帰還後の問題も引き受けなきゃならないってことで、それは結構大変なことなんじゃないかと思った。

ドラマでは、病院の酷い状態を責められた責任者が、予算がない、想定より多くの兵士が生きて帰ってきたから、と証言したのが印象的だった。

このドラマはこの回以外でも、結構帰還兵とか出てくる。ハリウッド映画でも、第二次世界大戦以降も、ベトナムイラクと、戦争がテーマの戦争映画ってジャンルがしっかりあるし、戦争とか戦場に対する感覚が、全然違うんだろうなあと思う。